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2013年8月

2013年8月17日 (土)

スペインのマリア様

カタルーニャ美術館にてスペイン人のマリア信仰は篤い。
キリストの生母を神聖視するあまり、無原罪のお宿りなどの概念も生まれましたし
マリアさん、マリアホセさん(ちなみにホセはヨセフのスペイン語読み)、マリオさんなどの名前も多い。
各地の教会も、マリア教会、聖母教会というのが多く、教会を飾る絵や彫刻の主題にもマリア様は沢山描かれています。
(写真はバルセロナのカタルーニャ美術館にあった授乳する聖母)

スペインの守護聖人、聖ヤコブのスペインにおける布教伝説にもマリア様はちゃんと登場しています。
キリストが昇天したあと、12使途らキリストの直弟子たちは世界の津々浦々へ布教の旅へと出かけます。
聖ヤコブが向かったのがスペインで、サンティアゴ・デ・コンポステラの南のペドロンのアタリから上陸したといわれます。

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2013年8月12日 (月)

旅のお供に:池上英洋『神のごときミケランジェロ』

35.5歳。
何のことかといいますと、ユーラシア旅行社社員の平均年齢です。

普段自分や周囲の年齢を意識することは少ないのですが、
最近ミケランジェロの作品を見るにつけ、
各作品を生み出した時の彼の年齢を見、
ついつい自分と比べて愕然とさせられることがつづきました。

来月東京に来る「階段の聖母」は14歳の時のもの
サンピエトロ寺院にある「ピエタ像」は25歳で完成し、
そして33~37歳の頃の彼は、
システィーナ礼拝堂の天井画に筆を走らせていました。

ちなみに、同じ礼拝堂にある「最後の審判」のほうは、
60歳代後半のものです。

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2013年8月 1日 (木)

【共通テーマデー】食べ物で感じる秋の気配~教会で見つけた秋の物詩(フランス、イタリア、イギリス)~

今月のテーマは「食べ物で感じる秋の気配」
フランス、コンクのサント・フォア教会そばのオシャレなソーセージ屋さん日本に居て思うのは脂の乗った青魚、新米、栗などですね
ヨーロッパを旅していても、9~10月頃には街角に焼き栗屋がたち
巨大なホクホクの栗は秋の代表選手
ホットミルクやホットチョコレートがほしくなると、夏が終わったのね・・・という気持ちになります。

さて、各地の名物料理のお話しはこのブログでも何度かご紹介していますね
熱々が美味しいカスレなどもいいですが
教会を旅していて「秋!」と思う食べ物といえばハムやソーセージなどの豚肉加工食品です。

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