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2014年1月 7日 (火)

共通テーマデー:旅先で記憶に残った色彩;フランスの光と影(ユーラシア旅行社のフランスツアー)

フランスツアー、フランス旅行今月のテーマは色彩。
中世の教会に今行くと地味~な石の色が露出していますが、
かつては色とりどりに塗られ、暗い堂内でもはっきり見えるように明るい原色の色使いで絵が描かれていました。
1000年かけて色あせて今に至っているのです。

一方で、モザイクやガラスステンドグラスなどは変わらぬ輝きを見せてくれるものもあります。
教会を訪ねて、いつもはっとさせられるのは、そんなステンドグラスからもれる色とりどりの光です。

そのときの光線によって変わるものなので、いつも新鮮な気持ちで見ることが出来ます。

フランスツアー、フランス旅行中世のカラフルな柱頭を体験できるイソワールの旧サントストルモワンヌ修道院(写真上)や、シックな壁画との対比が静かに美しい、ノアン・ヴィックの聖マルティン教会(写真右)や、シャリヴォイ・ミロンの聖エロワ教会(写真下)も印象に強く残っています。

聖エロワ教会は、すっかり新しいステンドグラスですが、小さな堂内にスーッと差し込む光や私達日本からの旅人を歓待してくれた村人の優しさとともにとてもよい思い出です。

フランスツアー、フランス旅行フランスでステンドグラスといえば、シャルトルの大聖堂のように、圧倒的な神々しさを持ったものが有名ですけれど
こういうロマネスクの小さな教会の、ぼってりした壁に開けられた窓からさす、柔らかな光にもまた、暖かなやさしさがあり、中世の人々の心を癒したのだろうと思います。
(山岸)

ユーラシア旅行社のフランスツアーはこちら
※2014年のフランスロマネスク芸術を巡る旅は1月下旬頃の発表予定です。

【共通テーマデー】「旅先で記憶に残った色彩」

[添乗見聞録編]シーラーズの“ローズモスク”(イラン)

[倶楽部ユーラシア編]青の都サマルカンド(ウズベキスタン) 

[パゴダの国からミンガラバー編]パガンの色彩

[ろまねすく通信編]フランスの光と影

[船の旅便り編]南極で見つけたオレンジ色

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