【共通テーマデー】緑が美しい風景~ラヴァルダン~(ユーラシア旅行社で行くフランスツアー)
サン・ジュネ教会は、色んな時代の色んな様式がごちゃごちゃに堂内に残っています。
16世紀頃の新しいフレスコ画、
ちょっと消えかかったロマネスク時代の絵では
最後の審判や、ペリカン、大きな聖クリストファロ、
キリストによる弟子の洗足や天井の天使たちが所狭しと描かれています。
北側の側廊にはエッサイの木と一体化した聖母子像も。
そして窓の辺りにはプレロマネスクの名残か
もっと以前のケルトの影響のような渦巻き模様も刻まれています。
渦巻きで思い出す水は、
村の入り口でわたった渡った小川。
ロワール川といいますが、有名なロワール河とはまた別の川です(どこかで注ぎ込む支流のようですが・・)
バスに戻りしな、民家の間の小路を小川へむかうと
小さな木の小屋が見えてきます。
橋を渡る時は、川沿いのテラスのようにみえるのですが、
ここは中世の洗濯場。
滑車をつかって木のテラスを水面にあわせて
そこで川の水でお洗濯できるようになっているのです。
いまではかわいく花が飾られて
おそらく洗濯場としては使われていないのですが
日本の川床なんかを思わせる雰囲気に
離れがたい思いを感じてしまうものです。
(山岸)
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