音楽

2011年6月 9日 (木)

旅のお供に:Luar na Lubre(スペイン)

フランス、オロロン・サント・マリーのサントマリー教会そろそろ今月号の弊社機関誌ユーラシアニュースが届いた頃でしょうか。
今月号の特集テーマが「歌声」ということで、巻末の社員コメントも「旅の一曲」というテーマで原稿の依頼が来ました。
ページの都合で名前も入れておよそ70文字のスペース。
ツイッターの半分の分量ではなかなかお話仕切れない部分が多いので、コメントでご紹介しましたLuar na Lubreを今日はご紹介したいと思います。
(写真は、フランス、オロロン・サント・マリーのサントマリー教会入り口タンパンより、黙示録の長老たち。手に手に楽器を持っています)

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2010年12月 3日 (金)

旅のお供に:CD山本容子他「Angels Eye」

宗教音楽というと、なんとなく敷居が高い気がしますが、例えば実際にヨーロッパの教会でたまたま出くわしたミサの祈りの声が持つ独特の響きに、しばし時を忘れて聞き入ってしまうこともあります。

言葉や祈りの意味は分からなくても、その声や旋律が持つ力というものは、宗教の垣根を越えて私たちに迫ってくるからかもしれません。

北スペインの旅では、「癒しの音楽」として紹介され、グレゴリオ聖歌ブームの火付け役となった、サント・ドミンゴ・デ・シロス修道院を訪れます。
CDのそれとは似ているようでやはり違う、現役の修道僧が聖務やミサの祈りを歌い上げる声の響きや、包み込まれるような感覚は、ひんやりした石の教会に身を置いてこそ、感じられるものだと思います。

グレゴリオ聖歌などの「癒しの音楽」をお休み前やリラックスしたい時に聞く人もいるといわれますが、最近寝入りばなによく聞く一枚を紹介します。

以前、フランスやスペインのロマネスクツアーをご一緒したお客様にご紹介いただいたもので、日本で聞いても現地で聞いても心地良い一枚です。
北スペインや南西フランスのツアーで、雨が降ったり霧が出た日のドライブの時にはよくバスの中でかけています。湿った緑色の景色がより艶々してくるので不思議です。

収録曲は、「モンセラートの朱い本」からの曲のほか、色々な言語・民族の歌がオムニバス形式で収録されていて、曲調だけでなく題材も面白い曲が多いので、図書館やCDレンタルショップなど、ぜひどこかで見かけたらお手にとってみてください。
いい曲が多いのに、絶版になってしまっているようで、なかなか入手が困難なのが、残念です。
(山岸)

>スペインの旅はこちら

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