出雲~聖地の至宝展~(東京)
明日10日より上野の東京国立博物館で開催の、
古事記1300年・出雲大社大遷宮特別展 出雲 聖地の至宝展の
内覧会に行ってきました。
今年は、古事記編纂1300年の記念の年ということで、古代史の舞台、九州・島根・奈良などへの注目が高まっています。
スサオノオ伝説・国譲り伝説の舞台出雲では、出雲大社の60年ぶりの大遷宮を来年に控えており、かつてないメモリアルイヤーを迎えようとしています。
明日10日より上野の東京国立博物館で開催の、
古事記1300年・出雲大社大遷宮特別展 出雲 聖地の至宝展の
内覧会に行ってきました。
今年は、古事記編纂1300年の記念の年ということで、古代史の舞台、九州・島根・奈良などへの注目が高まっています。
スサオノオ伝説・国譲り伝説の舞台出雲では、出雲大社の60年ぶりの大遷宮を来年に控えており、かつてないメモリアルイヤーを迎えようとしています。
本日は、来る25日に開催のロマネスク旅の集いの打ち合わせで、
会場となるスコットホールに行ってきました。
すでに何度かやり取りしているので、今日は現場にて当日の動きをホールの方とシュミレーションしたり、機材の接続テストなどを行いました。
スコットホールは、早稲田奉仕園の中にある赤レンガの建物。
日本の近代西洋建築を数多く手がけたウィリアム・メレル・ヴォーリズ建築事務所の設計原案に基づき、内藤多仲・今井兼次の手により1922年に竣工し、現在は都の歴史的建造物に指定されています。
建物内には会議室などもあるのですが、教会の半地下の部分はギャラリーとして貸出スペースになっています。
打ち合わせの後ちょっと案内してもらったギャラリーには、すてきな絵がずらり。
しかもなんかロマネスクっぽい。
三代澤本寿??いやちがう(三代澤さんは型染めだ)、なんだろう
現在両国の、江戸東京博物で開催中で、順次全国を巡業していく、世界遺産「ヴェネツィア展」。
明日、18日は会場内で弊社ユーラシア旅行社主催の特別講演「迷宮都市ヴェネツィアを歩く」を開催します。
講師は写真家で作家の篠利幸先生。
著書には「ヴェネツィア~カフェ&バーカロでめぐる、12の迷宮路地散歩」などがあります。
篠先生の講演を聞くと、いつも猛烈にお腹が空くのです。
イタリアもヴェネツィアも…本当に食べ物の話が魅力的なのです。。
会場後方でお腹がなってもご容赦ください。
まあ、こんな食いしん坊でなくとも、滞在して楽しむヴェネツィアの魅力を感じていただけると思います。
まだ数席空きもありますので、ご都合が合う方はどうぞぶらっとお立ち寄り下さい。
13時開場・13時15分開演。ヴェネツィア展の入場券込みで1500円、お得です!
講演会詳細はこちら
ヴェネツィア展のブログでも紹介されました!(こちら)
当日遠方でこられない方は、ユーストリーム生中継もございますので、どうぞお楽しみ下さい!(視聴はこちらから)
スペインのガイドはその町でずっと活躍している方が多く、同じような都市に何度も行くと、自然顔なじみの人ができてきます。
北スペインのレオンにもそんな人がいます。彼女の名前はカミーノさん、カミーノは道という意味。「私は道子です!」という自己紹介も板についているベテランガイドさんです。
さてさて、スペイン人女性の名前といえばイザベラさんやマリアさん、カルメンさんなどが多いですが、北スペインでは他にピラールさん(直訳すると柱子さん?ですが、サラゴサのピラールの聖母から来ている名前です)なんて名前の方も見かけます。
先のカミーノさんは道、という意味の名前ですが、北スペインで道といえばカミーノ・デ・サンティアゴ=サンティアゴ・デ・コンポステラへの巡礼路があり、子供の名前に選ばれるほど深く人々の生活に結びついているのだなと実感します。
このカミーノの代表選手、カミーノ・デ・サンティアゴですが、世に姉妹都市や姉妹杉なんてのがあるように、姉妹関係を結んだ道があります。
その道は、サンティアゴ巡礼路と同じ時期に発展し、同じようにその道の端に海があり(1つは東洋に通じ1つは西洋に通じている!)、古くから今に至るまで信仰によって均された道です。
そう、それは皆様ご存知のカミーノ・デ・クマーノ=和歌山県の熊野古道です。
今やシアトル系カフェの代表格、スターバックス。
緑色のロゴは遠目にも目立つので、皆様ご存知ですよね。
では、そのロゴをしげしげとご覧になったことは、おありでしょうか。
実はこのロゴ、真ん中に人魚が描かれています。しかも尻尾はふたつ。
二股の人魚といえば、ロマネスク建築ではお馴染みの図像ですね。
過去にも何度か記事として取り上げさせていただきました。
(ろまねすく教会の人魚たち→スイス、イタリア、スペイン、フランス)
では何故、スターバックスがロゴに人魚を用いているのでしょうか?
一説によれば、その魅力で人を惑わす人魚と同じように、コーヒーが蠱惑的な飲み物であることを示唆しているのだとか。
ロマネスク教会では豊穣のシンボルとして人魚像が用いられることもあったようなので、
そんな意味も含んでいるのかもしれません。
(写真はイタリアのチロル城の人魚さん)
最近素敵な出会いがありました。
母に連れられて訪れた、「三代澤本寿、生誕101周年展」にて。
「型染」の技法で描かれた暖簾や屏風などの作品が並ぶ中に、ふとラテン文字が並ぶパネルが目にとまりました。
「シロス・ロマネスク」「シロスの願文」といった作品が。
シロスって、あのシロス??まさかまさかと思いきや、
図録などの解説を確認すると、やはりあのシロス、サント・ドミンゴ・デ・シロスのことでした。
中近東やアジア、中南米など世界各地を旅するなかで、スペインの小さな修道院も訪れたようです。
回廊や、写真のようなロマネスク彫刻だけでなく、モサラベ芸術との出会いも印象的であったようで、モサラベと題したパネルもありました。
こんなところでまた会うなんて!と、(7月に行ったばかりですが)古い友人にばったり再会したような気分にもなりました。
同時に、世界中を旅した人の中に、スペインのどの観光地でもなく、このシロスの修道院が響いたんだなぁ、と、なんだか身内をほめられたようで、かってに嬉しくもなったりしたのでした。
(山岸)
>北スペインの旅はこちら
>三代澤本寿氏の詳細はこちら
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