2007年12月27日 (木)

ガラパゴス添乗4・5日目

 添乗4日目 ガラパゴス諸島最古の島

 夜中にサンタクルス号はスピードを上げて、ガラパゴスで300~500万年前に
出来た最古の島と言われるエスパニョーラ島に向かいました。ハワイ諸島のよ
うに火山で出来たこの島には、クリスマスカラーウミイグアナアオアシカツ
オドリ
ナスカカツオドリガラパゴスペリカンetcと海鳥達の楽園の島でした。
 
 人間を怖がらない為、ツグミは私達の後をひたすら追いかけ、私達人間は
アオアシカツオドリのコロニーをつつかれないようにビクビクしながら通ります。

 この島では立場が丸っきり逆転です。
 そんな動物達の群生地にお邪魔をし、間近で観察出切るのは、もしかしたら
地球上でここだけかもしれません。

 添乗5日目 マンボーの大群がゴムボートの下に!

 本今日はガラパゴス諸島の西側の島、フェルナンディーナ島の陸上観光と

 イサベラ島の洋上観光をします。昨日とはうってかわり、フェルナンディーナ島

 はとても新しい島になり、まだ溶岩の跡が鮮明に残っています。
 着いた瞬間に目に入ったのは緑のウミイグアナの日向ぼっこの大群。

 緑色が無ければ踏んでしまいそう。
 奇妙な顔はしていますが、よく見ると海水を飲むので塩分だけを鼻から吹き出ていて、 

 鼻の上で固まっていてとても愛らしいのです。

 午後のイサベラ島はゴムボートに乗っての観光です。
 島には世界で3番目に小さい、熱帯に住む唯一のガラパゴスペンギンオットセイ

 に出会いながら、波の上を進んで行くと、ガイドが突然

 「Oh! Mula Mula! (ムーラムーラがいる!!)」

 と叫びました。ボートの下には1m以上はある黒い三角形の物体がいくつも!

 ムーラムーラとはスペイン語で「マンボー」の意味でした。普段は深海で生活している

 マンボーが珍しく海面近くへとやってきたのです。15匹以上はいたでしょうか。

 水族館で1匹単体で浮かぶ寂しそうなマンボーをここに返してあげたくなりました。

 ガイドも初めて軍団を見たと興奮気味。

 海も陸も生きる物のエネルギーで溢れているガラパゴスです。

 

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