多国籍なイグアスの滝
今回のツアー前半はブエノスアイレスからアルゼンチン、パラグアイ、ブラジル3国の国境地点となっているイグアスの滝を見て周るツアーでした。
イグアスの滝は、アルゼンチン側からとブラジル側からご覧頂ける三大瀑布の1つです。また最大落差は80mという規模で世界遺産にも指定されています。
アルゼンチン側の悪魔の喉笛と呼ばれる滝は、轟音と水しぶきと共に、虹を作りながら底へとひたすら落水。
ブラジル側滝の展望台は、滝に大接近でき、耳を抑えたくなる程の音と涼しいシャワーで私達を迎 えてくれました。なぜ地球上平等に水が行き渡らないのか、信じられない程の水量です。
さて、ここイグアス近郊は3カ国の国境が川を挟んで接している場所で、車にて簡単に3国を行き来できるのです。
右ではポルトガル語が聞こえ、左ではスペイン語、後ろではグアラニー語(パラグアイの先住民の言葉)と非常に国際色豊かです。
1つの町でも、ご近所さんの半数は外国人だそう。
しかし、いつもは仲良く暮らしている彼らも、突然喧嘩し始める日があるという。
サッカーの試合日。
特にアルゼンチンvsブラジルの日は大変。
試合後は勝った国のサポーター達が応援歌を叫びながら、お互い罵倒しあう。
私達も、ブラジル側のイグアス国立公園内でアルゼンチンのサポーター達に会いました。観光しながら、歌い吠え、誇らしげでした。
年間何万人もの世界中からの観光客を誘致するイグアス。
もしかしたら今日も、多国籍のご近所さん同士世間話をしながら、明日は吠えあっているかもしれません。
それでも国境が接しているのに、とても平和な場所でした。
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