2008年7月 7日 (月)

ジンバブエ復活!大迫力のビクトリアの滝

ゴーーーーーッッッ。

轟音が鳴り響く。ジンバブエのビクトリアフォールズという街のホテルで朝ごはんを食べながら轟音に胸を躍らせました。

去年12月に行われた大統領選挙で与野党候補が激戦でした。その結果を公示しないという理由で暴動が起こったと報じられたジンバブエ。

私達ツアーが行ったジンバブエは、そんな気配すら感じさせないほど穏やかに観光が行われました。6月27日に再び大統領選挙が行われ、野党候補が立候補を辞退し、アメリカやEU諸国が制裁を指示、などとおどろおどろしいニュースが連日CNNで報道され、その時期にジンバブエに居た私たちは、ニュースと現実のギャップに戸惑いを感じていました。

街を歩けば、陽気なジンバブエ人たちが

「こんにちは!どこから来たの?」 「日本だけど・・・」

「僕の作ったサイの置きもの買わない?」 「いらないよ、私は添乗員だよ」

「そっかー。残念だなぁ。じゃぁね。」

と言った感じに、話しかけてきます。悲嘆なんて感じない。

ジンバCataratasブエの1番の観光地、ビクトリアRainbowの滝は今日も元気でした。

轟音に負けないぐらいの、水しぶきを吹き上げて、私たちが傘を持ち、レインコートを着てもびしょびしょびしょになります。

水煙の中に虹がかかり、幻想の世界と大迫力の二重奏。歩きながら、そんな大迫力の滝を間近にし、お客様と共に私も感動しました。

滝の水量が多い雨季⇒乾季への移行期5月~7月。毎日快晴!でも水量は多いというベストシーズンのはずなのに、観光客は欧米人と日本人私たちのツアーと1ツアーのみ。

閑散としています。

ビクトリアフォールズの街は、人口の約90%が観光に従事しています。観光客が落とす外貨はジンバブエにとって非常に大切な資金です。そんな世界三大瀑布の1つを持つ、ジンバブエの観光客が減るということは、ここに住む人々の職を奪うことになるのです。そのため、街をあげて警備を強化し、私たちは大統領 選直後に現地にいたにもかかわらず、全く問題なく観光を楽しむことが出来ました。

 最近はジンバブエを新聞紙面でも見るようになりました。興味を持つきっかけは何でも良いですが、是非観光客が多く訪れて、住んでいる民間の人々の生活が(もちろん政治面でもですが)安定することを願ってやまない最終日3日間になりました。Money

ハイパーインフレのジンバブエの紙幣。

1米ドル札を替えたら、160億ジンバブエドルになりました。ビリオネラを初めて体験!

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