2009年6月 3日 (水)

アテネ 考古学博物館のゼウス像

アテネには、ミケーネ文明からローマ時代まで様々な出土品や彫刻が集められた考古学博物館があります。ここは、ツアーのハイライトになるほど、素晴らしい彫刻に出会える場所です。

Photo アテネの考古学博物館にある像の中で、私が一番好きな像は、青銅で出来ているゼウス神のブロンズ像です。青銅像は中が空洞の為、運びやすく、しかし同時に盗まれやすかったそう。この写真の銅像は、およそ1600年もの間、エーゲ海に沈んで時を過ごしていたとのことで、それを聞いただけで神秘的な姿に魅了されてしまいます。

ゼウス(ポセイドンだと言う説もありますが、これはガイドによっても言うことが違います。今回のガイドさんはゼウス説を力説していました。)の像は体つきが芸術的に素晴らしく、そして力強く立つバランス力も素敵です。

アテネの自由時間にアポロンコーストというギリシャ一美しいと言われる、海岸沿いのリゾート通りを進み、スニオン岬に行きました。そのエーゲ海を見ながら、
「もしかしたら、この海の底にも美しいブロンズ像が沈んでいるのかな」
と思い馳せる道のりでした。

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