2009年10月 9日 (金)

★1杯のコーヒーのお話★(グアテマラ)

はじめまして私も本日ブログ初登場、メキシコ・グアテマラはおまかせあれ、石井“私のハ-トはブラックコーヒー”久美子と申します。これからディープな情報を提供していきたいと思います。よろしくお願いします。
 
今回は私の大好きなコーヒーに関してご紹介♪
(今もコーヒー片手に書いてます。)
001  ちょうど先日、グアテマラに行く機会があり、そこでコーヒー農園を見学してきました。
コーヒーにはどんな種類があり、どのように作られてているか知っている方はどのくらいいるのでしょうか?まずコーヒーノキには主な種として、アラビカ種、ロブスタ種と呼ばれる2種類があります。アラビカ種とはエチオピア南部のアビシニア高原が原産で、香り・酸味・コクの三拍子揃った豆です。しかし害虫や霜、少雨などに弱くとてもデリケートな品種です。ロブスタ種は中央アフリカのコンゴ盆地が原産で、病気にも強く、少雨でも栽培できる品種です。香りはアラビカ種には及びませんが、カフェインが多いので、インスタントコーヒーの原料になったりします。私が見学したコーヒー農園では、ロブスタ種の根にアラビカ種を接ぎ木する形で、2種類の良いとこ取りをして栽培していました。

 まず小さな苗木を直接日光が当たらないようにネットで覆って育て、大きくなったら、肥003 沃な土壌に植え替える。3~5年すると白い花が咲き、その後、緑の実が生る。実は緑→黄→赤色と徐々に変化していき、真っ赤に熟した果実はさくらんぼに似ている事から”コーヒーチェリー”と呼ばれる。この実を手摘みで収穫し、精製した後、中の果実だけを取り、8~10日かけて手作業で乾燥させる。何人もの人の目で選別し、焙煎するとお馴染みの褐色のコーヒー豆になる。これを袋詰めし、出荷。どの行程においても人の目や手がかかり、時間と手間をかける。今では大部分を機会に頼っている農園もあるが、この時間と手間があるからこそおいしいコーヒーになるのだと農園主は言っていた。

コーヒーの木  普段何気なく飲んでいる1杯のコーヒー。
でも実はこんなにもたくさんの人の手がかかっているのだと知って、ちょっとコーヒーの味わい方が変わりました。(石井)

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