2009年10月 6日 (火)

ジャンベのおはなし(西アフリカ)

Jpg はじめまして。秘境チームの“黒縁メガネ”吉村です。友人や家族との小ネタにできるような情報をこれから発信していきたいと思います。

先週末、東京近郊で開催された「UNHCR難民映画祭」に行ってきました。今年で4回目を迎え、ますます人々の関心を寄せているこの映画祭は、UNHCR(国連難民高等弁務官)が主催しています。世界の様々な地域で、この瞬間に必死に生きている人々の希望や、失望、力強さなどを描いた、世界中の映画を集めて上映する、映画好きのみならず、誰もが楽しめ、そして深く考えさせられる映画祭。
私が見たのは、2009年アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたリチャード・ジェンスキン主演の「扉を叩く人」。簡単にあらすじを言ってしまうと、人種のるつぼ・アメリカを舞台に、アメリカにおける移民や不法滞在をテーマに描いた友情物語。この物語は、ある楽器が通じて広がっていきます。

Photo
  その楽器とはジャンベ。ジャンベ?って思ってしまう方もいるかもしれませんが、ジャンベとは、西アフリカ地域、例えばマリ、ガーナ、セネガルやブルキナファソで演奏される太鼓みたいな楽器です。国によって、多少形が異なるので、興味がある方はいろいろ探してみてください。そのジャンベが奏でる陽気な音楽は、聞いているだけで、自然に体が動いてしまう、なんとも不思議な音色。映画を見事に演出してくれました。
この映画祭、今週の木曜日まで開催されています。難民というテーマに縛られず、少し仕事が早く終わったら、気軽に足を運んでみてください。 (吉村)


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