2009年10月13日 (火)

古きよきアメリカの香り

 こんにちわ。はじめまして。私もブログ初登場となります、アメリカをこよなく愛するさすらいのバックパッカー尾形“ティファニーでハンバーガーを”美絵です。

先日の大型台風が日本列島をあっという間に通り越し、それ以来、とても気持ちのいい天気が続いていますね。先週も体育の日ということでハッピーマンデー。秋晴れの爽やかな連休となりました。皆様は何をされましたか?

001 私はといいますと、こんないい天気なんだから、どこか行きたいなぁ~と思いながらも、大半を家で過ごすというなんとも残念な週末になってしまいました。さて、そんな私を知ってか知らずか、宮城に住む父から楽しそうなメールが。『こんなに気持ちがいい天気なので、秋を探しに行ってきましたよ』とのこと。紅葉をバックにバイクにまたがるにこやかな父と母の写メ付きでした。

体型もビックなアメリカンサイズの父ですが、バイクが好きということで、アメリカを走ってみたいという思いがあるようです。そして、そんな父の姿をみて、思い出しました。私がアメリカに滞在していた頃、是非、バイク好きの父親を案内したいと思った場所のことを。そこは、ラスベガスで知られているネヴァダ州。ラスベガスからはずっと北、(車でだったら10時間くらいでしょうか)、リノという小さなカジノの町がありますが、そのリノから更に車で2.30分ほど山に向かって走った所にある、ヴァージニアシティーという町です。

ヴァージニアシティーはネヴァダ州の中で最も古い町のひとつで、19世紀の後半、ゴール002 ドラッシュ(と言っても、ネヴァダ州はゴールドではなく、シルバーの採掘が中心です)で非常に栄えた町で、今、現在も西部劇の中にタイムスリップしたかのような、歴史を感じる建物が並んでいます。小さな町で、1本のメインストリートに面して、両脇に建物があり、それが本当に映画のセットのよう。建物のドアひとつとってみても、古びた感じで時代を感じます。町にいる人たちも、西部劇さながらにカウボーイハットをかぶり、拳銃でも持っていそうです。そしてそして、その雰囲気を更に盛り上げているのが、バイカーたち!

アメリカといったらハーレーダビットソン。先週末のようないいお天気の日になると、バイカーたちはこぞってツーリングをしますが、このヴァージニアシティーにはそのバイカーたちがよぉ~っく集まってくるんです。セットと思われるようなその建物の前にずらりと並ぶハーレーと、皮のジャケットに革靴、あのバイカー独特のスタイルをした人たちが、かなり町の雰囲気にマッチします!かっこいい。バイク好きじゃなくても、惚れ惚れすると思います。アメリカに行く機会があり、ネヴァダに行き、少し時間があるのであれば、ちょっと足を伸ばして覗いて頂きたい場所ですね。しかも、バイカーたちが走りそうな良いお天気の日に!そして、私もいつか父と一緒に…

最後に小ネタですが、トム・ソーヤーやハックルベリー・フィンの著者、マーク・トウェインはなんと、このヴァージニアシティーで炭鉱夫として働いていたんです。しかも、彼が、マーク・トウェインというペンネームを使い始めたのは、このヴァージニアシティーの新聞社で記者として働き始めた時が最初なんだそうです! (尾形)

2010年のアメリカの西部国立公園のご旅行は12月に発表予定です。
10月末、深南部や東部ツアーを発表します。

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