2009年11月 4日 (水)

私の音楽履歴書 その1、アメリカ深南部への誘い

 みなさんこんにちは。心はいつもロックンロール、吉枝“シンガー・ソング・ファイター”健一です。今日は、できたてほやほや新コース“アメリカ深南部、古き良き時代を訪ねて 9日間”のご紹介をしたいと思います。本日ホームページに初登場、パンフレットはまだ作成中で来週出来上がる予定です。

001_2  さて何を隠そう私は、旅人であるとともに自称ギタリストです。ここからはマニアックになりますが、その昔ビートルズからブリティッシュロックへの扉を開けた私は、ストーンズ、クラプトン、ジミーペイジ、リッチーブラックモアなど名だたるギタリストを知り、その後ザ・バンド、CCR、レオンラッセルなんかのダウントゥアースな南部の匂いがする音楽やオールマンなど70年代サザンロックに出会い、そしてブルースの世界に浸っていったのです。そして大学の卒業論文ではブルースの成り立ちを発表するブルース研究家でもあるのです。

004_2  ブルースの歴史は、語弊を恐れず、ごく簡単にいうとアフリカ系アメリカ人が綿花畑で作業中に歌っていたものがその始まりとされています。その後、南部のミシシッピデルタ地帯では、ロバートジョンソンに代表される弾き語りのカントリーブルースがはやりだし、第一次世界大戦の際、南部から“スウィートホーム”シカゴなど北部の都市に人が流れたこととともにシティーブルースに発展していきます。この流れと他に女性シンガーがビッグバンドなんかをバッグに歌うタイプが多いクラシックブルースは、その後のジャズの流れに引き継がれていきます。

 ブルースの多くは、もとが集団で労働する際のワークソングから生まれたとおり、そのテーマが生活に根ざしているものが多く、当時の人々の生き様が思い知ることができます。この生き様が歌に直結しているところがエネルギーをとても感じるところで、言葉にはできないけれど心にグっとくるのではないかと感じています。

 さあそんなディープサウスと呼ばれるアメリカには、音楽ファンにはたまらない場所がい002_2 っぱいです。もちろん音楽ファンでなくても、その深南部というアメリカの文化を知るには外せない場所は訪れるべき価値のあるところです。アトランタでは風とともに去りぬのマーガレットミッチェル記念館。また公民権運動の歴史を体感するキング牧師の生家やその最後の地となったメンフィスのモーテルを改築した博物館などアメリカの歴史を語る上でも重要な場所が目白押しです。またナッシュビルでは、カントリー&ウエスタン、メンフィスではブルース、ニューオリンズではジャズと各所で音楽を聴き、メンフィスでのエルビスプレスリーのグレースランドだけではなく、生家も訪れます。またかつての綿花の積み出し港であったナッチェスでもその時代の邸宅なんかも復元されていますので、その時代を垣間見ることもできるでしょう。

003_2  前回このツアーが出発した時は、お客様も毎晩、添乗員とともに街に繰り出し、地元の人達と踊り明かしたそうです。音楽の魅力ってほんとに言葉はいらないということ。私はギタリストなので曲のキーを決めれば、一晩中ジャム(即興演奏)れますが、楽器をやっていなくても、その場にいる人はみな同じ、自然ととなりの人と何語かわからないけど笑顔でお話していることでしょう。またアメリカには何と気軽に音楽が楽しめる場所が多いことでしょう。テーブルチャージなしでビール代だけで、日本に来れば一人1万円はとれるアーティストが演奏しているぐらいなので、魂揺さぶる本物の音楽に出逢える事間違いなしです。日本でもそんな環境になる事を祈りつつ・・・今夜はバーボン片手にエルモア・ジェイムスでも聴くか・・・(酒弱いからすぐ寝ちゃうけどね)。

(吉枝)

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