我が愛しのジョージ、George on my mind(ウガンダ)
ウガンダと聞いてまず何が頭に浮かぶでしょうか?東アフリカのボクシング元ヘビー級王者でもあり、人食い大統領と恐れられたイディ・アミン?またはタレントのウガンダさん?(アミン大統領に似ているからこの芸名がついたとか・・・)聞いてみると、アフリカ大陸にあることは知ってても、実際どの辺りか検討がつかなかったり、大虐殺のあったルワンダとこんがらがってしまっている事から治安が非常に悪いと思っている方も多いようです。
では、行ってみるとどうでしょう、ウガンダも、もちろんルワンダも現在はアフリカの中で も治安が良いといわれる国。印象深いこととして、どちらの国の人々も笑顔が素敵だということ。ホテルの人もレストランの人、道端で出会う人々。勿論、他のアフリカの国々同様にまだまだ問題は多いが、十数年前では考えられなかった生活が今はある。もともと、肥沃の土地に豊富な水、豊穣の国ウガンダは『アフリカの真珠』といわれたほどで、その土地は現在も国を潤し、コーヒー畑に茶畑、サトウキビ畑が広がり、やさしい風が吹いてる国。私にとってウガンダはそんな国でした。
さて、話は我が愛しのゴリラ達に戻りますが、彼等は以前にホームページの添乗員見聞録にも登場してるんです(まぁ書いてるのは私ですが・・・)小さい頃からの私の好きな動物ランキングは、象、トラ、チーター・・・と不動なもので、正直ゴリラはランキング外だったんです。(動物達に失礼ですね)それが今じゃ象に追いつく、いやもはや同等?!今まで動物園でもゴリラはいましたが、ブウィンディの森での出会いは何か不思議な感動があったのです。自然の中だから?それなら他の動物達にも今までたくさん出会いましたが、人間に近いからでしょうか?!ゴリラに似た人間もいるし、人間に似たゴリラもいますよね。それはそのはずで800万年前に分かれたがその前は共通祖先。人間とゴリラでは97%は一緒の遺伝子らしいです。近いはずです(納得)。ゴリラとの対面は1時間と決められてます。私たちが出会ったグループは“コリンゴ”といって、19頭からなるグループ。背中が銀色に光るシルバーバックがボス。ごっつい顔がちょっぴり怖かったですが、さすがボス!!という威厳が感じられました。そしてジョージですが、ジョージはボスより年上です。ボスになれてないのも、きっとのんびり屋さんだし、権力とかには全く興味ないんだろうな~。などと勝手に妄想。どこまでもマイペースで、見聞録の中で仰向けに寝て起きるなりおならをしたのがジョージです。そんな姿がグッときたんでしょうね(笑)
過去には人間によって殺されたり、棲む場所を追われたり大きな被害を受けてきたマウンテンゴリラ。今でも密猟で捕まる人が絶えない。そんな彼等がずっと平和に暮らせるよう、ジョージがずっと仰向けでゴロンとしていられるような森であって欲しいです。またいつか会えるでしょうかね?(岩間)
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