私のガラパゴス諸島航海紀(エクアドル)
さて、話を戻します。
かのチャールズ・ダーゥインはエクアドルの島「ガラパゴス諸島」での滞在中に「進化論」の元になる発見をしました。私も実際に添乗でガラパゴス諸島へ赴いた事があります。
真っ青な海が赤道上に続き、見た目はリゾート地のような美しい楽園です。しかしながら、実際には非常にエコに気を遣った観光をする、生命の楽園です。
私が行ってみて、ダーウィンの気持ちになって感じた進化をご紹介します!
①ガラパゴスゾウガメの進化
世界最大のゾウガメ、ガラパゴス諸島に生息するゾウガメは島によって甲羅の形が違います。植物が沢山生えているところでは、ドーム型の甲羅を持ち、植物が少ないところでは天空に首を伸ばしてサボテン等を食べた為、首が伸ばせるように甲羅も変わっています。ダーウィンの進化論の着想を生んだ動物。
②飛べない鵜
火山によって数百万年前に形成された島がガラパゴス諸島。はじめは動物なんていませんでした。
それなのに、島には飛べない鵜が生息してます。どうやって飛んで来た?きっと昔は飛べたんでしょう。しかし外敵が居ないために逃げる必要がなくなった鵜は、飛ぶ事を止めたのです。これも進化!
このように私が実際に見ただけでも、進化を動物たちから感じ取ることが出来ました。
大型の哺乳類が生息しない孤島、ガラパゴス諸島。
鳥達は哺乳類を捕食者と見ていないため、人間を恐れません!それどころかツグミは後ろからピョンピョン跳ねながら私達の後を着いて来ました。イグアナの大群も気持ち良さそうに日向ぼっこ。人間に対して微動だにしません。その横ではペリカンの親子が飛び立つ練習を崖でしています。
人間が絶対に侵してはいけない彼らの聖域。
それがガラパゴス諸島です。
沢山の想いを持ち返り、ガラパゴスを出発したことを今でも覚えています。(坂岸)
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