2009年12月 4日 (金)

ぶらりグルメ探検!! 第1回 メキシコ

 みなさん、こんにちは。口の中でまるで雲が踊るようにとろけるその触感、シェフがじっくりと煮込んだであろうコクのあるデミグラソースは、その香りをさらにひきたてながら絶妙に焦げ目とからみあい、それでいてその表面は柔らかでありながらしっとりと歯切れのいい口応えを残し、しかも甘みを隠れて演出しているオニオンもその苦味をしっかり主張しており、かといって挽肉が醸し出すマイルドな香りは決して嫌味になっていない素朴な味。あーおいしい、松屋のハンバーグ定食。井手"ハンバーグ2級取扱主任者"麻美です。

 段々寒くなり、ますます食欲が増してくる今日この頃。以前から食べ歩きが趣味の一つで、よく休日には雑誌やTV等で探したお店に友人達と足を伸ばすこともしばしばあり、グルメには目がありません。 
 中でも、普段家庭では食べれない様な世界各国料理店を開拓するのが、目的なのですが、最近では、担当地域ということも拍車をかけ、中南米、アフリカ方面の料理店を日々開拓しています!魅力はというと、その国の料理は勿論のこと、音楽、内装等までこだわっている店が多いので、少しの間でも、そういう空間に身を置くだけでも、その国へ小トリップした気分に浸れ、暫し、非日常的な時間を過ごせるということが、止められません。
 
 002 そして、先日、弊社より徒歩約10分程度の赤坂見附にある美味しいメキシコ料理屋さんを発見しました!! 
 世界各国料理の中でも私は、よくメキシコ料理店を好んでよく行きますが、先日訪れたお店は、料理もとても美味しく、こだわりを感じるお店でとても気に入ってしまいました!

 こぢんまりはした店内の内装は木を基調としていて、メキシコらしいポスター等飾られており、メニューもメキシコを彷彿させる可愛らしい絵の手書きのメニュー表で、料理を選ぶだけでもワクワクしてきてしまいます。迷った挙句、選んだメニューはまずは、コロナビールに合うアボガドディップ&サルサソース添えタコスチップ、王道チキンタコス、そして、コチニータ・ピビル、です!私がメキシコ料理店へ行くと必ずこれらはオーダーするといっても過言ではない程、定番&大好物メニューです!
 アボガドディップやタコスに関しては、皆さんも1度は召し上がったことがあるか、もしくは、イメージが付くとは思いますが、「コチニータ・ピビル」はご存知でしょうか?
 私自身、何度もメキシコ料理は食べたことはありましたが、実際にメキシコへ行くまでは、食したことはなかったメニューでしたが、とても美味で、ファンになってしまいました!
 では、「コチニータ・ピビル」とはどんな料理か少しご紹介します。

「コチニータ・ピビル」はメキシコのユカタン料理の代表の食べ物です。オレンジ果汁に漬001 けた豚肉に、アチョテという朱色の植物の実をすり潰したもの、酢、唐辛子等の調味料を加え、バナナの葉に包んで蒸し焼きにした物を、トルティージャに包んで食べます。
 アチョテというのは、ユカタン地方にあるスパイスの一つで、昔から先住民の間で、料理用の他に皮膚疾患の治療や下痢などの薬としても用いられてきたそうです。そのスパイスを使ってじっくりと蒸された豚肉は脂身が少なく、とても柔らかいのです。マヤ系先住民の間では、今でも結婚式などの特別料理として食べられている程の伝統料理です。

 「コチニータ・ピビル」は正直、見た目は食欲をそそるものではないのですが、一口食べると、口の中一杯に甘辛いソースが広がり、柔らかい豚肉がほろほろと崩れていきます。
 そして、トルティージャに包んで食べるのですが、その相性の抜群なこと!!本場メキシコでのタコスのトルティージャの生地は、日本にはない程パリッと固く香ばしく、とても美味しいのです。ビール好きの方なら、これだけでも何時間も飲めるのではないかと思うほどの味です。メキシコ料理を食する機会があれば、是非「コチニータ・ピビル」をトライすることをお勧めします。

 2~3月頃からは、中米には様々な花々が咲き乱れ観光シーズンを迎えます。
メキシコ旅行を予定されている方は是非現地で!そうでない方は、日本に居ながらにしてメキシコを体感されてみる為にも、メキシコ料理はお勧めです! (井手)

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文:井手(満腹あさみ)」カテゴリの記事

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