アンテロープキャニオンで心のお洗濯(アメリカ西部)
みなさん、こんにちは。私はみんなの心を愛で洗濯するサンタクロース、坂岸"センタクロース"茉莉です。
遅ればせながら、来週に北米大陸のパンフレットが完成致します。昨日吉枝も申し上げましたが、完成が遅れてしまいまして大変申し訳ございません。
さて、アメリカの国立公園の魅力は尽きない訳ですが、本日は私の大好きなアンテロープキャニオンについてご紹介致します。
かくも幻想的な世界があるものか・・・と溜息が止まらない美しい自然の芸術アンテロー プキャニオン。国立公園じゃないの?アリゾナ州北部のネイティブアメリカン・ナバホ族の居住区に位置するこの幻想的な地層、アメリカ国立公園局は国立公園に指定したいそうですが、ナバホ族の人々が放さない(だって国立公園にするより、私有地にした方がお金が入ってくるから!)とか言う噂もありますが、そんな乾いたアリゾナ土地に位置しているアメリカの自然です。
アンテロープキャニオンは雨や風により深く細く削られた谷です。サンドストーン(ナバホ砂岩)が雨や風、そして洪水による激流の水で複雑に研磨されました。
谷、雨、洪水、研磨・・・イメージが湧くでしょうか??
入場すると、必ず現地のナバホ族のガイドさんが付いてきます。
その後、何もない岩床を歩き続けます。
「どこにそんな美しい谷があるの?」
「あの写真で見た景色はどこ?」
と、お客様からそんな声が漏れてくる中、私は添乗中、いつもニヤニヤと黙りこくりながら先導します。「まぁまぁ期待していて下さい」と。
そして突然、細い、大地の裂け目が現われます。
「えぇ!ここから地底に入っていくの?」とざわめきの中、一 人ひとり梯子を降下します。一歩一歩ゆっくりと地底に近づきます。太陽から離れ、少しヒンヤリとした空気を感じながら、谷の中へと吸い込まれます。
そこから約1時間弱、「ザ・幻想の世界」の中に身を置く事ができるのです。
洪水の鉄砲水により数百年の年月をで削られた複雑な岩層は、あまりにも美しく、太陽に照らされ輝きを放ち、岩床を見上げながら感動の時を過ごせます。
アンテロープキャニオンが発見されたのは、1930年頃でアメリカでも未だあまり知られて居ない観光地の1つです。車以外は交通手段が無く、訪れるにはレンタカーを借りることになります。
そんな私も昔レンタカーでグランドサークルを巡り、アンテロープ付近のペイジという町にまで宿泊しましたが「アンテロープキャニオン」の存在は知らず、見ずして帰国してしまいました。今思えば勿体なかったわ・・・
しかしながら!ユーラシア旅行社のツアーではどのグランドサークルを含む全ツアーにてアンテローキャニオンにご案内致します。
この幻想的な惑星のような世界に浸り、光との絶妙なコントラストの写真を収めてみて下さい。私の一番のお勧めスポットです!
私達にこんな素敵なプレゼントをしてくれるなんて、やっぱりサンタクロースっているんですね。(坂岸)
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