2010年1月27日 (水)

シコふんじゃった(モンゴル)

Garuda1

こんにちは。
酒は飲んでも酒にのまれるな!?岩間ノ海“ごっつぁんです。馬乳酒が好きよ、ユーラシア吟醸酒協会理事長”裕子です。
モンゴルに行ったら、是非試して頂きたいお酒「馬乳酒」、馬のミルクから造られる栄養価たっぷりの醸造酒です。

最近起きると冬の青空はなんとも気持ちがいい。寒いのは苦手ですが、あの真っ青な空は格別です。ありきたりな感想のようでも、空の色とか季節の匂いとかそれぐらいは感じられる余裕は常に欲しいと思う今日この頃。目の覚めるような青、今まで各国で見上げては感動してきた私の勝手に青空トップ3は、なんと言ってもチチカカ湖、モンゴル、チベット(あっ、パタゴニアも良かったな、ウユニも・・・)。

Garuda2

そしたら先週末、大相撲初場所の千秋楽を見たからかモンゴルを思い出した。かなり強引?!そこでは前日(23日)、25度目の優勝を決めた朝青龍と白鵬の横綱対決。この日は優勝を逃した白鵬が意地の勝利を収めた。手に汗握るなかなか熱い勝負でしたがご覧になりましたか?現在、日本の大相撲界の横綱の2人、言わずと知れたモンゴル出身。
横綱だけでなくモンゴル出身の力士は見るたび増えている気がする。恐るべし、モンゴルパワー!!今回は中南米・アフリカを離れモンゴルについて♪
 

Garuda3『相撲』『競馬』『弓射』これはモンゴルの男性の3つの遊びといわれる競技で、毎年7月に開かれるモンゴル最大のお祭りであるナーダム祭はこの3つの競技を競う大会。ナーダムの時には各地からモンゴル相撲のつわものが何百人と集まってモンゴル1強い男を決める。白鵬のお父さんはかつてモンゴル相撲で5年連続6回優勝経験のあるモンゴルの英雄。朝青龍のお兄さん達もよく優勝してるみたいですね。首都ウランバードルのナーダム祭はテレビ中継もあったりして兎に角すごい盛り上がりをみせる。しかし、ウランバートルだけでナーダムはやってるわけでなく、私が以前に行ったのはブルドのナーダムでした。田舎なので規模はだいぶ小さくなるんですが、大きな観覧席や会場がないので本当に間近でその迫力を感じることが出来るんですよね!!勇敢な戦士(力士)達は鳥(ガルーダ)が羽ばたくように舞いながら登場。日本と違って土俵がなく、相手の体勢を崩して地面に膝が肘をつかせるか、または足払いをして倒し背中をつかせるか、体ごと投げ飛ばすか・・・
試合は20分~30分はざらだ。その中で繰り広げられる攻め技、返し技は400種もあるというんだからこれには私もビックリ仰天!!勝負が決まると勝者は再び舞うことが出来るガルーダの舞。敗者にこれは悔しすぎるっ。だから歯を食いしばっての男の真剣勝負。いやはやこれにはさすがに見ている側も熱くならずにはいられませんでしたね。これぞモンゴルパワーの源。
 これからも第二の朝青龍、白鵬を目指し沢山の力士が日本にやってくるんだろうな。もしかしたら何年後か先には写真の青年が日本でシコ踏んでるかもしれませんね。

(岩間裕子)

|

テーマ:音楽・芸術・スポーツ」カテゴリの記事

国13:その他」カテゴリの記事

文:岩間」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。