第一回“私の癒されスポット”
みなさんこんにちは。こんな寒い夜はタロとジロの様に強くなりたい・・・吉村“映画ってホントにいいもんですね、さよなら、さよなら、さよなら”和馬です。
今日はタロとジロの日だそうです。
南極物語で有名なタロとジロです。1/14は南極に取り残された2頭が無事に発見されたことから、愛と希望と勇気の日とも言われているそうです。
さて今日は、この「タロとジロ」にちなんで、秘境チームらしく秘境の動物たちをご紹介致します。
記念すべき第一回はマダガスカル。先日、久々にマダガスカルツアーを再開したところ、待ちに待って頂いた皆さんからのお問い合わせが殺到しています。アフリカ担当動物好きの私としては、大変喜ばしいことですが、更なる期待を込めて、マダガスカルに生息する日本に持ち帰りたいレミュール(キツネザル)ベスト3を発表します。
まず第3位はインドゥリ!アンタナナリヴ北部に位置するペリネ特別保護区に生息するインドゥリは、大きな身体とその身体から発せられる特大の鳴き声。森の中に潜んでいるインドゥリがサイレンのような声で鳴く度に、ビクッとしてしまいます。インドゥリは比較的深い森の中で生息していますが、ツアーではレンジャーが皆さんの代わりに探してくれますが、原猿類の中で最も大きな70cmもの巨体をレンジャーより先に発見してください。
続いて、第2位!第1位にしてあげたいほど好きなんですが、苦渋の選択でベローシファカです。
一昔前に流れていたテレビコマーシャルで、横っ飛びのかわいい姿を見せてくれていたのが、このベローシファカです。真っ白なマシュマロのようなフンワリ毛並みに、ピョンピョンと愛らしい飛び跳ね方は、日本で飼うことができれば、きっと公園の人気者になれるはず。
そして、黒メガネの独断で第1位に選ばれたのはワオキツネザルです!写真によっては、怖い顔をしている子もいますが、イメージとしては“マダガスカルの縁側のおじいちゃん”です。というのも、ワオキツネザルは日なたぼっこが大好き。午前早い時間帯から、日なたに集まり、お腹を太陽に向けて、こっくりこっくりする姿は、見ているだけでほんわかした気分になります。ベレンティー保護区内に宿泊すると、朝、窓の外を見るとロッジの周りに多くのワオキツネザルが集まっています。そっと外に出て近づいても、気持ちよすぎるのか、まったく動こうとしない彼ら。思わず朝食を食べるのも忘れて、ずっと眺めていたい光景です。
他にもアイアイやブラウンレミュール、エリマキキツネザルなど、マダガスカルには、ここでしか見ることができない多くの固有種が生息しています。ウガンダのゴリラやケニア・タンザニアのライオンやゾウも勿論見ているだけで癒されますが、身体が大きかったり肉食動物だったりするので、少し身の危険を感じます。その点、マダガスカルのレミュールたちは多少の悪戯はあるかもしれませんが、大きな危険もなく、きっと疲れたあなたを癒してくれるはずです。(吉村)
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