映画で見る旅 (南アフリカ)
みなさん、こんにちは。ラファエロ作品「一角獣を抱こうとしたら暴れて逃げられた貴婦人」、石井“ハリガエポッターと舌打ちスズメ”久美子です。
遅ればせながら、今年最初のブログです。
さて、先日、同じ部署の岩間が映画で見る旅(ギアナ高地)に関して
ブログを書いていたので、自称映画好きの私も便乗してご案内しようかと思います。
添乗員になってからは、映画館で映画を観る機会がめっきり少なくなり、DVDを借りて家で観たり、
飛行機の機内で観ることの方が多くなりました。
私の場合、ジャンルは問わず、感動物、歴史物、ホラー、SFなどなんでも好きですが、
最近は”泣ける映画”がお気に入りです。
ちょうど昨日も、南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離政策)を題材にした実話”遠い夜明け”を観ました。
舞台は1970年代の南アフリカ。白人に支配され、人種差別によって働く黒人達。
黒人居留地は度々、武装警官達によって、公衆衛生の名の下に襲撃され、
黒人達の血で染まっていく・・・。
のっけから心をぎゅっと締め付けられた。
黒人はどんなに頭が良くても悪くても一生黒人居留地からは出られない。
心に深く根付く絶望、先の見えない暗いトンネルを歩くような人生。
そんな中、黒人運動家スティーヴ・ビコが人々の前で演説する。
彼は軟禁拘束下にありながら、臆することなく、黒人に自分達の権利を主張し、呼びかける。
この言動に心を動かされた白人新聞編集長ドナルド・ウッズは、警察の暴力にも負けず自分の信じる道を歩くビコを支持し、警察を訴えるが、逆に拘束されてしまう。
その頃、ビコが黒人学生集会に参加するため、ケープタウンへ向かうが、途中、検問で見つかり、逮捕され、拷問の末、亡くなる事件が起きる。彼の死の真相を暴き、公表する為、ウッズは英国に向かう。家族も危険にさらされながら、逃避行する姿は、観ていて手に汗握る瞬間だった。
あまりにも衝撃的な映画だった為、初めて観た時はしばらく眠れませんでした。
特にピコの演説は、俳優さんの演技も素晴らしかったからかもしれませんが、
とても感動しました。
今年6月には南アフリカでサッカーのワールドカップが行われる予定です。
アフリカでのワールドカップの開催が初めてということもあり、話題を集めていますが、
それ以上に負の遺産の残る国です。
映画を通して、見る歴史はほんの一部だけれど、とても強烈で、だからこそ、繰り返しては いけない歴史であり、忘れてはいけない事実であると思います。
ちょっと堅いブログになってしまいましたが、時にはこんな風に感じる事も必要かなぁと
思い、南アフリカの旅の見方が少し変わるかもしれませんね。(石井)
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