青い蝶、緑の鳥 (コスタリカ)
みなさん、こんにちは。しあわせは歩いてこない、だからチャリンコでくるんだね、岩間“一日三歩、三日で七歩、三歩進んで五歩さがる、ッて合計何歩やねん?”裕子です。
『鬼はぁ~そと、福はぁ~うち』今日は節分ですね。皆様は豆まきしましたか?
私は日本にいれば必ずやります。しかもちゃんと声だして!!歳の数だけ豆も食べます。小さい頃は食べれる数も少ないから足りなくて部屋にまかれた豆を拾って食べてた記憶がありますね。でも今はそんなにいいかなって思うくらい・・・
福、来ますかね。
今日は節分とは関係ありませんが、出会えると幸せになれる(福が来る?)青い蝶、緑の鳥の話。場所はこの前の温泉ブログでもふれた、コスタリカ。日本の七分の一程の面積のコスタリカは色々飛び出すびっくり箱。
そのびっくり箱からまず飛び出したのが、森の宝石、世界一美しいと言われる蝶、モルフォだ。北アメリカ南部から南アメリカわたり生息するブルーモルフォ。この美しい蝶、以前「天国の青い蝶」と言う2004年に上映された映画にも出てきた。実話をもとにした話で末期の脳腫瘍で余命わずかな少年が、その幻の蝶を捕まえれば、この世の神秘がわかると信じ、昆虫学者と共にコスタリカへと旅立つ、そしてブルーモルフォと出会った少年に奇跡が・・・。確かに現地でもブルーモルフォを見かけると、幸運が来る。と言う言い伝えがあると聞いたことがあります。私に奇跡がおこったわけではないのですが、コスタリカとギアナで見たことがあります。どこから飛んできたのかもわからず、突然キラキラッと眩しい光が目に入ったかと思ったら私達の道先をまるで案内するかのように前方を飛んで、いつのまにか消えてしまったブルーモルフォ。ずっとついて行けたなら、どこか不思議な世界へ連れて行ってくれるかのような、そんな予感を感じずにはいられませんでした。
まだまだ飛び出すびっくり箱。次に飛び出してきたのは、緑の鳥、ケツァールです。中米
のグアテマラの国鳥でもあり、かつてはマヤの王はマヤの世界観から生まれた5色の色を持つこの鳥を神の鳥とし、その神の鳥の羽を身につける事により王の権力をしめした。その後、その美しさゆえに人間の乱獲などによってその数は減り、見られることも少なくなった幻の鳥。コスタリカにはケツァールの棲む森がある。セロデラムエルテ、標高2600mの森の朝は寒いっ。朝もやの中森の中へと進むとあちこちから聞こえてくる色んな鳥の鳴き声。その中にいたのです、幻の鳥、ケツァールが!空高く伸びた木々の隙間から太陽の光が差し込む。光を浴びたケツァールの緑の羽は宝石以上の輝きを放ち、飛ぶ姿はまさに神の鳥でした。
何を思って幸福とは人それぞれですが、何かえらく幸せになれたコスタリカの旅。きっと福がきたんですね。 (岩間)
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