2010年2月 9日 (火)

社内動物園 ~マダガスカル編~

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 みなさん、こんにちは。なぜキリンと3匹の鳥は仲良くなれなかったのか、高村“飲んでもジラフ”陽子です。 

今日は私の好きな国の一つ、マダガスカルの動物を紹介しましょう。置いているぬいぐるみで一番のお気に入りはワオキツネザル。これは、チンバザザ動植物園のショップで買ったものです。(もちろん、添乗中ではありません。念のため。)本物と比べるとかなり微妙ではありますが。日本と違って、マダガスカルではぬいぐるみを目にすることがほとんどないので、見つけた時には大喜びで一緒にエリマキキツネザルも買い込んでしまいました。それももちろん社内動物園の一員になっています。
 ワオキツネザルは、シッポが縞々模様になっているのでワオ=輪尾なのですが、このシッポがとってもキュート。毛がふさふさした感じといい、思わず触りたくなります。一見愛ら

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しいワオキツネザルですが、目の周りの黒い縁取りがちょっとつり上がっているので、顔は若干男前。さらに、顔だけではなくて一番男前なのがメス。群れのリーダーはメスで、他のグループとの縄張り争いの喧嘩もメスが先陣を切って向かっていくらしい。母親は子ザルを背中に背負ったまま戦うというからすごい。母は強しとはまさにこのこと。そんなメスだから、夫婦喧嘩など結果は明らか。独自の進化を遂げた最も古いタイプのサルのメスは強かった。思わず自分に置き換えてしまうのは私だけでしょうか、、、。

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 さて、もう一つのお気に入りがシーファカ。初めてシーファカを見たとき思わず「あっ、アメデオがいる!」と思いました。アメデオ、アニメ母をたずねて三千里の中で主人公のマルコが連れていたサルです。子供の頃、ペットが飼えなかった私は、ペットがサルというマルコが羨ましくて羨ましくて、そりゃあもう毎回アメデオのことを愛おしさ一杯で見ていたものです。南米産のサルということになっていますが、あれは絶対シーファカです。人一倍アメデオのことを見つめてきた私が言うんだから間違いありません。あれだけ素早く横っ飛びができるんですから、芸の一つもできておかしくはないでしょう。
 最後にもう一つ、バオバブの木。そもそも、私の席の横が動物園のようになったのも、

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元はと言えばこのバオバブの木を置いたのが始まりでした。マーケットで見つけて一目で気に入り、会社用と自宅用まで買ってしまいました。この置物の木には葉が付いていますが、乾季には葉が落ちて枝だけになり、『星の王子様』に出てくるような天を刺しそうな姿になります。葉が付いている方が好きな人と付いていない方が好きな人に分かれるようですが、私は断然後者です。ずんぐりむっくりしたところと、生き物のように動き出しそうな枝振りのバランスがバオバブの愛嬌だと思います。
 マダガスカルでは動物達もバオバブも希少になり、保護活動が行われています。「また合う日まで元気でね。」社内動物園を眺めながら絶滅しないことを祈る日々です。(高村)

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