2010年3月11日 (木)

アフリカ冒険ふたり旅、実況中継! (南部アフリカ)

Namibia

こんにちわ。私の周りは鬼ばかり、吉村“ちょっと、よしむらー、私の幸楽ラーメン食べたでしょう?私じゃないです、さっき井手さんが食べてました”和馬です。

今週の日曜日15:00から某キー局で「ピン子&壽賀子 野生の王国!アフリカ冒険ふたり旅~アフリカ大陸最南端へ!サバンナの五大野生動物に逢いたい!~」が放送されます。

詳しくは、こちらhttp://www.tbs.co.jp/program/africa_futaritabi.htmlをご覧下さい。
さて、本日は、このテレビ番組をいかに楽しく見るかを、旅行会社らしくお教え致します。でも、私自身も見ていないので、なんとも言えませんが、想像と経験で補いたいと思います。

Table

今回の旅はナミビアと世界三大瀑布のひとつビクトリアの滝、そして南アフリカ・ケープタウンを巡る17日間。
ふたりの旅は、ナミビアから始まるそうです。
このナミビア。おそらく多くの方が、どこにあるの?あの砂漠の国でしょ?というイメージを持っていると思いますが、まず注目して頂くたいのが、その街並み。おそらく首都ウイントフークの映像も流れるはず。多くの方がその近代的な街並みに驚かれることでしょう。ナミビアは元々ドイツ植民地で、日本ではあまり知られていない国ですが、ヨーロッパの方々にはかつてより大人気観光地。大きな都市では観光客を迎える設備もキチンと整っています。
そして舞台はナミビアのハイライトでもあるナミブ砂漠(ナミブナウクルフト国立公園)に移っていきます。このナミブ砂漠は、世界で最も古いといわれる砂漠で、何と言ってもそのアプリコット色と、砂丘の陰の黒が大変美しく、その場面だけは見逃さないで下さい。世界中、ありとあらゆる砂漠の砂を部屋に飾っている私ですが、ここの砂はその中でも一級品で見ていても惚れ惚れするほどです。その後、セスナ機から砂漠を一望もするそうですが、空から見る砂丘の稜線はまさに絶景という言葉が良く似合います。その砂丘の美しさを眺めつつ、もうひとつ見て頂きたいものは、所々に生える木々。砂漠にポツンと見える緑は、川の跡など、かつて水があった箇所に生えており、生命の神秘さを感じることができます。もしかしたら登場するかもしれませんが、砂漠に生息するウェルウィッチア(奇想天外)という植物も紹介しておきます。映像で見ると、その特徴が良くわかると思いますが、この植物、なんと数千年もの年月を何とたった2枚の葉だけで生きているんです。でも、実際見てみると、たくさんの葉が重なるように生えていますが、それはもともと2枚だった葉が、風や砂によって裂かれ、現在ではそのような姿に見えるだけなんです。まさに奇想天外な植物ウェルウィッチア。
ここまででおそらく30分程度。そしていよいとビクトリアの滝です。
撮影時期は9月~10月頃ということなので、圧倒的な迫力の水量を期待されている方を裏切ってしまうかもしれませんが、この時期の魅力はなんと言っても滝の全体像が把握できること。通常、滝の水量が多く天候が安定しているのは2月~6月頃まで。それから次第に水量は減少していきます。放送される映像がベストシーズンとは決して思わないで下さい!
もしかしたら、車窓からの街並みで、フランボワイヤン(和名:火焔木)が見れるかもしれませんが、この美しい花もこの時期ならではの魅力です。
そして最後を締め括るのは、ワールドカップで盛り上がる南アフリカ・ケープタウン。喜望峰やテーブルマウンテンが取り上げられるそうです。ケープタウンのシンボルともいえるテーブルマウンテン。なんとこのテーブルマウンテンの登頂に挑もうとしているとの情報ですが果たして…。
既に数々のメディアでの露出が増えてきているので南アフリカの魅力は言わずもがなですが、美しい街並みや大自然だけでなく、この番組を見る前に、少しだけでも南アフリカの歴史に触れて頂きたい!以前、高村が映画『インビクタス』http://eurasia-blog.cocolog-nifty.com/sakagishi/2010/02/post-e230.htmlを紹介しておりますが、この映画だけではなく、『遠い夜明け』や『マンデラの名も無き看守』は見るだけで、その歴史に触れることができます。アパルトヘイトの時代を乗り越えたからこそ、今の南アフリカがある!そんな思いを抱きながら、日曜日の15:00を迎えて頂ければ幸いです。

(吉村)
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