2010年3月23日 (火)

今帰国!コスタリカ生情報!

 みなさん、こんにちは。別れるために人は出会うような気がする・・・カブト虫談(笑)、関口“俺の坊主は3本角”洋です。

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 3日前にコスタリカより帰国したばかりの私より、コスタリカの生の感動をお伝えいたします!
 近年エコツーリズム発祥の地として大注目を浴び始めているコスタリカ!弊社では10年以上も前から、その魅力溢れる世界へお客様をご案内してきました!まだまだ秘境といえるコスタリカの魅力に触れてみたいと思います!

いつでもどこでも出会いの連続!
 コスタリカを旅していると本当にカメラと双眼鏡が手放せません!まず赤道に程近い位置にありながら、火山帯が国の背骨となっているだけあり、低地から高地まで様々な地形が存在します。それにより、小国コスタリカとは思えない、バラエティに富んだ動植物の宝庫となっております。多くの森を持つコスタリカでも、その性質によって森の名前も異なります。熱帯乾燥林、熱帯雨林、熱帯雲霧林・・・そんな中に多種の植物が見られるだけでなく、コスタリカならではの着生植物。また鳥ファンにはたまらない多種の鳥。そこはバードパラダイスとも呼ばれる世界です。

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 バスでの移動中はもちろん、朝起きると部屋の前にも新しい鳥の姿が!幻の鳥と称される「ケツァル」を初め、ヤマセミやタイランチョウ、ハチドリなどなど美しい鳥がいつでもどこでも見られます!

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息つく暇無い、リバークルーズ!
 鳥や、ワニ、ナマケモノ、トカゲなど、次から次へと現れる動物達を目当てに、人気の観光となっているのがリバークルーズ!イメージ通りのジャングルの中を、モーターボートで巡ります!スタートするや否や、まさに次から次へと現れる動物達!ヤマセミが川に飛び込み寮をしているところを見たかと思うと、下にはイグアナが枝と同じ色になって潜んでいる・・・ヘビウが翼を広げて羽を乾かしているかと思うと、良く見ると隣にはカイマンワニの姿が!ボートを走らせていると、水面を走るグリーンバシリスクの姿も!ガイドや船頭は次から次へと動物を探し、お客様は「どこ?どこ?」と双眼鏡でまた探す。そんな繰り返しをしているといつの間にか時間が過ぎてしまいます。

やっぱり美しい「幻の鳥:ケツァル」
 コスタリカの中でも高地の雲霧林に生息するケツァル!さすがに幻と言われる程に、そういつでも見られるわけではありません!そんなケツァル鑑賞を保証しているのが、ユーラシア旅行社の強みでもあります!それだけにご参加されたお客様は期待がいっぱい!今回のツアーでもしっかり見ることが出来ました!ツアー序盤のモンテベルデでは、早朝に約半分の方々が見ることが出来ました。っと言うのも、ケツァルも同じ枝にずっと止まってくれているわけではありません。私達がお客様を集めた頃には、もう飛んで行ってしまいました!ここではメスケツァルを発見しましたが、やっぱり鳥の世界で美しいのはオスです!まだまだケツァル探しは始まったばかり・・・
 ツアー終盤に訪れたセロ・デラ・ムエルテ!ここはコスタリカの中でも特にケツァルが見やすい場所として知られています!早朝に出発した我等がツアーも、現地ガイドと共に、ケツァルの棲む森の中へと入り込み、必死で探します。ガイドと添乗員が手分けをし、ケツァルの鳴き声を真似てみたり、いろいろな手を尽くします!初めの約1時間は声は聞こえるものの発見することは出来ず、なんともいえない雰囲気となっていた我々・・・っとそんな時に目の前に現れたのがオスのケツァルでした!長い尾っぽを持ち、エメラルドグリーンに輝くその体、見間違える訳がありません!皆様を一斉に案内し、ケツァルの美しさに言葉を失いました。
 一回見つけたら後は見失わないことが大切です。時折飛んでしまうケツァルですが、比較的近くに飛ぶ習性もあるようで、飛んでいく先に我々も急ぎます、「あそこだっ!」「今度はそっちです!」っといった様子。この後暫くはケツァルとのデットヒートは続きました・・・最終的には同じオスのケツァルを含め、5~6回は見られたでしょうか。恐らく2~3羽を見ただろうとガイド談。皆様満足といった雰囲気の中、最後にケツァルは見せてくれました。
 「では帰りましょう!」っとばかりに一斉に皆様が同じ方向を見つめ、歩き出した瞬間に、皆様の目の前をオスケツァルが羽ばたいて行きました!写真を撮った方は一人もいません。約2秒くらいの出来事でした。短いようでとても長かったその2秒!全員が同じ方向を見つめたその瞬間!美しく飛び去ったケツァル!少し遅れて大歓声が沸きあがりました。ツアー中とは言え、一人の例外も無く全員が同じ方向を見ていることはきっと少ないでしょう。そんな中で、本当に全員がその一瞬のケツァルを共有したんです!2秒しかないその瞬間、全員で見たあのケツァル・・・喜んでいるお客様を見た瞬間ほど、添乗員が喜びを感じることはありません。あの瞬間は生涯忘れられない瞬間となりました。ありがとうケツァル!!

ツアーを終えて
 ケツァルが見られなくても、有り余る魅力があります!ジャングルを歩き、また川をクル

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ーズしながら、野生の動植物との絶え間ない出会い。それぞれの環境に適応した動物達を見て、野鳥のさえずりと共に目を覚ます。ホエザルに起こされた朝もありましたが、概ね美しい野鳥の声が天然の目覚まし時計となります。ゆっくりとしたロッジでのひと時。温かな人々との出会い。あまり期待をしていない方が多いのが実情ですが、ホントに美味しい食事!どれを取っても、他では味わえない魅力に溢れた国「コスタリカ」!近年大注目となり、今後観光客が増え過ぎて、あの自然が損なわれないことを祈っております!また、そんな自然を守っていくのも我々旅行社の人間の指名かも知れません。(関口)

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