2010年3月10日 (水)

満腹!あさみのグルメ紀行  ~グアテマラ編~

 みなさん、こんにちは。♪雨は夜更け過ぎに肉汁へと変わるだろう,MY弁当NIGHT,ハングリーNIGHT、井手“遠くの親類より近くの牛丼”麻美です。 

No1tapados

3月もそろそろ半ばを迎えるというのに、今日は、昨日降った雪がまだ地面に残るからか、私がまだ常夏の中米から帰国してまだ間もないからなのか、今シーズン一番の冷え込み!!と思う程寒く感じ、ダウンジャケット、手袋の完全武装で出勤をしました。先月添乗させて頂いた中米のツアー中は、帰国後の日本はもう春を迎え、コート要らずの頃かとばかり思っていたので、近日のこの寒さは想定外で寒さが一層身に滲みます。が、反面、中米の常夏のようにカラッとした暑さが懐かしくもあります。中米は、今乾期ですので、ジャカランタを始め、桜のようなマドレカカオや、桃色ノーゼン等の様々な花々が街道沿いや街中にも咲き街を彩っています。

本日は、そんなシーズンを迎えている中米のグアテマラの伝統料理をご紹介したいと思います。数ある中でも、グアテマラを訪れた際には是非試して頂きたいベスト3をご紹介したいと思います。

グアテマラでは日本の米と同じように、トウモロコシがよく摂れる為、主食はトウモロコシです。トウモロコシを粉から作ったものや、鳥や豚肉を使った煮込み料理が多いのですが、これからご紹介するベスト3もそれらに属します。
まずは、NO.3からご紹介します。

No3chuchitos

NO.3 チュチートス
チュチートスは、トウモロコシを潰して練ったものの中に、トマト味で煮込鳥、または豚肉の挽肉を詰め、トウモロコシの葉に包み蒸したものです。見た目は、ちまきのような感じですが、食感は日本のマッシュポテトのようで、素朴な味わいです。

No2chilerellenos

続いて、NO.2 。
NO.2 チレ・レジェーノス
訳すると、スペイン語では、チレ=唐辛子、レジェーノス=詰め物をした という意味になり、「詰め物をした唐辛子」です。日本で言うと、まさに、肉詰めピーマンです。イメージとしては、肉詰めピーマンの上に溶けたチーズとトマト味のクリームソースがかかっているといった具合です。詰め物の中身は、何を詰めてもいいようですが、今回は豚肉です。
作り方も簡単で、細かく叩いた肉かミンチの肉に、みじん切りした人参や玉葱を混ぜたものをピーマンに詰めて焼きます。こちらは油で揚げてはいませんが、衣をつけて揚げる場合もあります。
少し酸味のあるトマト味のソースとチーズがピーマンの肉詰めとの相性が抜群です!!

そして、輝くNO.1 は!!
  
タパードス!あさみ沢山食べちゃったNO.1 タパード
タパードとは、ココナッツ風味の魚介類をたっぷり使ったガリフナ料理です。
ガリフナ料理とは、もともとはカリブ海に住むガリフナ族の人々の伝統料理で、ココナッを使用した料理が多いのが特徴です。
 その中でも、特にお勧めはこのタパードで、カニやエビ等の魚介類、そして、プラタノ(食用バナナ)をココナッツミルク煮込んだスープです。バナナ!?とお思いの方も多いとは思いますが、バナナといっても食用の青いバナナでして、お芋のような食感で意外にスープに合うのです。
 初めて食すまでは、ココナッツで煮込んだスープにあまり馴染みが無い私は全然期待をしていませんでしたが、一口スープを口にした途端、その考えは一気に吹き飛ばされました。
 香辛料が程よく利いたココナッツミルクが魚介類のエキスと上手く調和し、まろやかさの中にこくも出ていて、とても美味しいのです。
グアテマラ料理と言えば、これをなくしては語れないでしょう!!という位お勧めです!

私の好みのグアテマラ伝統料理ベスト3でしたが、是非グアテマラを訪れた際、又はグアテマラ料理を食す機会の際には、是非参考にされてみて下さい!

 その際には、のどごし、切れの良いニワトリのラベルのグアテマラ国産ビールのガジョを忘れずに!!

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文:井手(満腹あさみ)」カテゴリの記事

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