満腹あさみの機内食！万才

みなさん、こんにちは。当機はただ今順調に高度を下げ予定通りハンバーグに着陸予定です、井手“あったらいいなシリーズ、機内食ビュッフェ”麻美です。

　今回は、機内食編です。海外へ旅する際の楽しみの一つでもあるフライト。アジア周辺ならば、飛行時間も数時間であっという間ですが、我が担当班中南米路線ともなるとそうもいかず、途中乗り継ぎ、２０数時間掛かる地域もざらです。そんな長距離フライトでの機内食は楽しみの一つではないでしょうか？航空会社によって機内食は様々ですし、ご興味おる方も多いと思います。特に、欧米諸国に比べ中南米路線を利用される方は中南米路線の機内食のイメージが湧かない方も多いと思いますので、ある日の中南米路線の機内食をご紹介させて頂きます！

○アエロメヒコ航空　（国際線）
復路　メキシコシティ～成田間　飛行時間：約１４時間２０分　
夕食メニュー：おしんこ、そうめん、チキンのトマトソース添え、フルーツのコンポート

これは、復路線のメキシコシティ～ティファナ間　深夜２３時過ぎに出た夕食です。おしんこ＆そうめんが旅で疲れている胃に優しくほっとするメニューです。きちんと、めんつゆもパックで出てくるんですよ。
そして、メインメニューはトマトソースを使用していますが、アエロメヒコ、メキシカーナ航空共に、お国柄か食事にトマトソースを使用していることが多いです。

○アエロメヒコ　復路　（国際線）
復路　メキシコシティ～成田間　飛行時間：約１４時間２０分　
朝食メニュー：トルティーヤのグラタン、マフィン、フルーツ
こちらは、日本到着前の朝食メニューです。トルティーヤのグラタンですが、グラタンと言ってもトルティーヤとペースト状に豆をすり潰したものを重ね焼いたもので、なかなか美味しかったです。これは、メキシコ線ならではの食事だと思いますので、日本到着前に最後のメキシコ料理を食べ、思い出に浸れる一品です。

○メキシカン航空　（国際線）

グアテマラシティ～メキシコシティ間　　飛行時間：約２時間２０分
メニュー：ペンネのトマトソース、クロワッサン、チョコチップクッキー２枚
　今回は、写真の通り、軽食とは思えぬボリューム感で、味もなかなかいけました。トマトソースは、辛そうに見えますが、殆どスパイスやハバネロ等は使われておらず、ほぼトマトソース味で食べやすかったです。

○アルゼンチン航空　（国内線）
ブエノスアイレス～カラファテ間　飛行時間：約３時間１５分
メニュー：ツナサンド、マフィン、ラスク

ご覧の通り、全てが炭水化物という内容です。初めてこのようなメニューが出てきた時には、思わず笑ってしまいましたが、これは中南米線、特に国内線ではよく出る組み合わせで通常メニューとも言えますし、今となっては慣れてきましたし、お腹が空いている時には丁度いい位です。
　
　国内線での食事は飛行時間も短い為、スナック又は軽食のサービスとなりますが、国際線と比べると、ボリューム、味共に少々劣る場合もありますし、日本では考えられないような組み合わせメニューが登場しし、稀に驚かせられるのですが、近年航空業界も非常に厳しい状況にある為、国内線の機内食がカットされている傾向もありますので、サービスがあった際には是非楽しまれて下さい。私個人としては、少量の軽食の中にもその航空会社のこだわりやお国柄が繁栄され、非常に楽しみでもありますが。。
　
　ある時の、某航空会社の約２時間弱のフライト時の軽食では、マフィン＆唐揚げが出た時もありました。しかも、フォークも何も付いていないのです。マフィンはわかりますが、唐揚げも手で！？と。この時ばかりはは、さすがに私も驚き周りを見渡してしまいましたが、周囲の乗客の方々は地元の方々ばかりだったせいか全く動じもせず食べていましたのは印象的でした。

　
　このように、機内食は航空会社、国によって様々であり、内容によっては驚かされたり、日本人の口には少々合わないということもあるかもしれませんが、フライトから旅は始まっているので、少しでもその国に触れるという意味でもまずは、機内食からその国へ触れてみてはいかがでしょう！？
今回ご紹介させて頂きました機内食は、ある日のある時の機内食ですので、フライトの日時によって、メニュー内容、軽食→スナックになることも多々ございますのでご了承下さい。
皆様の中南米線における航空会社の機内食のイメージが少しでも湧けばとおもいます。中南米線のフライトがより楽しいものとなることを願っています。