私のヒーロー チェ・ゲバラ(キューバ)
こんにちは。ヒーロー変態シリーズ、岩間“正義の味方引越しレンジャー”裕子です。
突然ですが、みなさんのヒーローは誰ですか?
私達の担当する地域でも英雄と呼ばれる人が沢山いる。必ずしも一人とは限りませんが、わが部署の中で人気があるのは、やはり“チェ・ゲバラ”ことエルネスト・ゲバラ・デ・ラ・セルナ、彼ではないでしょうか。担当の秘境地域には、キューバ、アルゼンチン、ボリビア、ペルー、メキシコ、グァテマラ等、彼が活躍した数々の国があり、日々の添乗の中で彼の活躍や人気を耳にしてきた事も大きい。
社内でも個人の旅行でキューバに行く人も多く、その度、ゲバラグッズをお土産に買ってきてくれる。私の机のまわりにはゲバラがいっぱいだ。
現在ではキューバ時代の革命家としての印象が強いが、感受性豊かな青年時代、冒険好きだったゲバラは友人アルベルト・グラナードとともに南米旅行をしており、その様子を『モーターサイクル・ダイアリーズ』という手記に残しています。この旅こそが、後年のゲバラ精神を作り上げた旅になったのではないでしょうか。
アルゼンチンのコルドバから出発した青年2人は、チリで壊れたバイクに別れを告げ、59年前のちょうどこの時期にペルーを旅していました。南米1発展したアルゼンチンから来た彼らにとって、ペルーに根強く残るアンデスの先住民の暮らしの差は衝撃的だったようです。
ペルーではチチカカ湖で葦の浮島をのぞみ、ヒッチハイクをしながらプーノ~フリアカ~シクアニ~クスコと、ビルカノータ川を見ながら進んでいきます。そう、これは私も大好きなアルティプラーノの景色が続く一本道であり、私達のペルーのツアーでもお客様から『マチュピチュよりもペルーの大自然を感じられた』と毎回好評のアンデス高原を走るルート。
道中には、ペルー先住民解放戦争のさきがけで「農民よ、地主は二度とあなたの貧しさを食い物にしない」の言葉を残したコンドルカンキの生まれた町もある。まさに革命家養成ロード!!『Hasta La Victoria Siempre!』(勝利するまで永遠に!)と叫びだしてしまいそうになる。
キューバ革命に尽力した後も中南米をはじめ世界中の帝国主義の摂取と戦うため、最後は彼の原点である南米・ボリビアに立ち戻ったゲバラ。戦いの中にあっても、きっと彼の心にはいつもあの、大地と人々の上に平等に果てしなく広がる自由な空があったのだろうな。
永田町のオフィスで社内の仕事に追われていても、心に浮かぶあのアンデスの高地の澄み切った青空。ゲバラの尽きることのないエネルギーを思い、『勝利するまで永遠に』
(岩間)
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