2010年6月17日 (木)

ヤエテ(こんにちは)!ナバホ族

皆さん、こんにちは。恋のひったくり事件にご注意下さい、三橋“私のハートはアイコン”愛子です。先日、アメリカ西部国立公園物語・16日間の添乗より帰国致しました。肌もすっかり小麦色に焼け、15時間もの時差と、アメリカの自由な雰囲気にすっかり洗脳され、ホワーンとした気分ですが、いかん、いかん!しっかり仕事をせねば!と自分に活を入れている今日この頃です。

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そんな、アメリカ帰りの私が気になっていることは、ズバリ、ナバホ族です。ナバホ族?と、お思いの方もいらっしゃると思いますが、ナバホ族はアメリカ西部ユタ州、アリゾナ州の一帯のモニュメントバレーに住む先住民族・ネイティブインディアンです。日本では、彼らがシャンプーとして使っている薬草が地肌にいい!とされ、今日の薄毛で悩める日本人男性の強い見方となりインターネットでも話題となっています。今日はそんなナバホ族について、少しお話させていただきたいと思います。

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まずは簡単にインディアンの歴史について触れてみたいと思いますが、17、18世紀、ネイティブインディアンの土地にヨーロッパ人が侵略してきます。多くのインディアンたちは反発し、ヨーロッパ人と戦う選択肢を選びました。その結果、19世紀には「インディアン強制移住法」によって多くのネイティブインディアンたちは住む場所を失い、多くは虐殺されてしまったといいます。しかしその過酷な環境の中で、どうして、ナバホ族が生き残ることが出来たのかというと、実はナバホ族はヨーロッパ人がやってきた際に「あなた達の見方につきます」と降伏をした民族だったのです。そのため、現在は、「ナバホ居住区」というアメリカ政府の管理下の元で、彼らの独自の生活を送っています。ヨーロッパ人がこの土地に侵略した際、大量のウイスキーを持ち込み、アルコールというものを知らなかった彼らに大量に飲ませ、降伏させたという話も残っており、現在でもナバホ族にはアルコール中毒者が多く、アメリカ政府は、居住区の中では、現地人、観光客問わずアルコールの販売を禁止しています。
「アメリカ西部」を聞いて、誰もが、荒涼とした台地で繰り広げられるカウボーイの「西部劇」を思い浮かべることでしょう。ナバホ族の聖地・モニュメントバレーは、西部劇の巨匠とも呼ばれるジョン・フォード監督が世の中にその名を知らしめるきっかけとなった初作品

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「駅馬車」の舞台として選んだことでも有名です。西部劇といえば、正義は必ず勝つ!というのがお約束ですが、本日はヒーローではなく、あえてその脇役(敵)に注目してみたいと思います。実は、この「駅馬車」の中で敵役として出てくるアパッチ族(インディアン)を演じているのが、ナバホ族の人々なのです。ヨーロッパ人が侵略して来た時、誇り高きネイティブインディアンの彼らにとっては降伏するなんて、とても屈辱的な出来事だったかと思いますが、彼らの一歩引いた、ヨーロッパ人と共存して行きたいという行動が、このように映画出演のエキストラに起用されるきっかけとなったのです。約半年ぶりに訪れた先日のモニュメントバレーでは、私のことを忘れずに覚えていてくれ、人懐っこい笑顔で握手を交わしてくれました。夜になれば、ビュートの上に広がる満天の星空を毎日見上げ、常に大自然との対話を大切にしてきたナバホ族の人々、彼らを見ていると、泣きたいときには思い切り泣いて、嬉しいときには白い歯を出してみんなで喜び合うという、現代人が忘れかけている、本来、人があるべき姿を見ているかの様な気がします。いつまでも、そんな彼らが変わることのないように願っていきたいものです。(三橋)

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