2010年7月 5日 (月)

世界の街角一丁目 第11回 サンルイス(ブラジル)

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みなさんこんにちは。今日も続く熱帯夜、坂岸“夜のレッドカード”茉莉です。本日は私の大好きなブラジルの町、サンルイスをご紹介します。
 BRICsの一国と呼ばれる、経済成長中の育ち盛りのブラジル。日本の約23倍の面積を持ち、世界最大の日系人の社会があります。そんな雑種性が特徴のブラジルですが、赤道付近の北東部には黒人文化で栄えるマラニョン州があります。そのマラニョン州の州都、それがサンルイスという町です。

この町を一言で表すと、欧州と黒人文化の融合!と言ったところでしょうか。
また、サンルイスは色々な異名を持ちます。
サンルイス=タイルの町=ブラジルのアテネ=レゲエの首都、、、、などなど。

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サンルイスは1500年代にポルトガル人によってブラジルが発見され、入植が進みました。その後、フランス人が1600年初頭が宣教目的で入植し、当時のフランスの王の名にちなみ「サンルイス」と名付けられたそうです。更にその後、一時オランダからの侵略を受けますが、ポルトガルが再び支配権を取り戻します。
このようにポルトガル人⇒フランス人⇒オランダ人⇒ポルトガル人、と大航海時代に様々な欧州の国々から支配を受けたサンルイスは、18世紀後半から19世紀にかけて、奴隷貿易の拡大とともに、大発展します。その時代に、ポルトガルから多くのカラフルな「タイル(アズレージョ)」が運ばれ、多くのポルトガル風の建物が建てられました。

この「タイル」が私が思うサンルイスの特徴です。

旧市街は今もブラジルでも少ないフランス人やポルトガル人によって建てられたタイル貼りの家屋が残り、それがとてもカラフルでとても情緒溢れています。そして、サンルイスは1997年に世界遺産に認定されました。

歩いていると、ガイドさんが

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「あれは、当時のドイツで流行っていたタイルを使用した家なの。」
「あれは、イギリス風。」「あれはとってもポルトガル風!」
と、様々な家を紹介してくれます。もちろん古く文化的にも重要な家屋ですが、今も一般家庭だったり、銀行だったり、、、と使われているのにも驚きでした。

ブラジル北東部独特の南国の陽射しの中で歩き、周りには古い欧州風の建物、そして道では黒人のミュージシャンがレゲエを歌いながらその陽射しを楽しんでします。
「ここはどこ??」と思ってしまいます。ジャマイカのようなポルトガルのような、、、そんな様々な文化の融合が、このサンルイスの特徴です。またトロピカルな気候のため、美味しいフルーツジュースも堪能できます。

P4今、話題のレンソイス白砂漠を訪れるには、ここサンルイスを基点にしなければなりません。白砂漠へと急ぐ気持ちも分かりますが、是非、サンルイスも素敵な町ですので観光をたっぷりしてから、白砂漠へとお進み下さい。リオやサンパウロなんかよりも、とっても素敵なこじんまりした町、サンルイスです。(坂岸)

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