2010年7月 1日 (木)

アメリカ大陸横断鉄道日記~その4ニューヨークからシカゴへ~

みなさん、こんにちは。機関車トーマスラブストーリー、吉枝“カーンチっ!ワックスかけよっ”健一です。
 ワールドカップは盛り上がっていますが、米国経済指標が弱いのでまた先行き不安が再燃し、欧米の株安の流れから本日の日経平均も9400円を割り込み今年最安値を更新しているようですね。ユーロは10年ぶりの安値をつけ、週末はアメリカは連休に入りますが、明日の米国雇用統計が大変なことにならなきゃいいですが・・・と心配している今日この頃です。

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ということで、本日も引き続きアメリカ大陸横断鉄道のお話をさせて頂きたいと思います。昨日はアムトラックの各列車を紹介させて頂きましたが、今回は弊社のツアーで使う列車のうちの一つレイクショアリミテッド号をご紹介させて頂きます。

今回のツアーでは、ニューヨーク~シカゴ間を「レイクショアリミテッド」号を利用し、シカゴ~エミリビル(サンフランシスコの対岸)間を「カリフォルニアゼファー」号を使い大陸横断をし、ニューヨーク、シカゴ、サンフランシスコでそれぞれ市内観光と自由時間を設けるツアーとしました。
ニューヨーク~シカゴ間はそれぞれ何本か列車が走っているのですが、シカゴに午前中に

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着くこの列車をチョイスしています。
この区間は1543kmを19時間半で走ります。列車自体はニューヨークからとボストンからの列車が途中ニューヨーク州の州都オールバニーで合流し、シカゴへ向かいます。
夕方の4時ぐらいに出てシカゴには翌朝10時ぐらい到着する日本の九州のブルートレインのような運行をする列車です。

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 車両編成は、東部の長距離アムトラックに主に使われるビューライナー編成となります。これはシカゴから西部で主に使われる2階建てもスーパーライナーと違い、1階建ての客車となります。だた設備的には部屋にトイレや洗面台がついていたりとアメリカらしく合理的な作りになっていて評判はこちらの方が良かったような気がします。(お2人参加の方は、さすがに部屋のトイレは使えなったようですが。
また寝台車は2段ベッドなのですが、上段にも窓がついているのが特徴です。(2階建ては上段ベッドには窓はついていません)
この日の編成は、機関車-コーチ(座席車)3両-食堂車-寝台車2両-荷物車の8両編

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成同士がオールバニーで合流し、最終的は16両編成になってシカゴまで向かっていきました。予約は順調のようで座席車も寝台車も満席という繁盛でした。ボストンからの車両は食堂車のかわりに軽食が買えるラウンジカーがついていました。

見所は、まずニューヨークのペンステーションの地下ホームを出発し、大都会の喧騒の中を走り始めます。徐々に郊外に出始めると進行方向左手にはハドソン川が合流して、オールバニまでハドソン川に沿って走っていくのです。その途中にはハドソン渓谷やキャッツキル山地などニューヨークから100キロ~200km離れた保養地が続く美しい車窓を楽しむことができます。有名なウッドストックなどもこの辺りにある町の一つです。
ニューヨークから北上してきた列車はオールバニーでボストン発の列車と合流した後は、一路進行方向を西にとり、エリー湖の東の湖畔にあるバッファローまではエリー運河と平行して走っていきます。そのあたりはハドソン川の支流であるモホーク川が流れるモホークバレーを通っていきますが、もともと1600年代にオランダ人が入植してきた街が続き、エリー運河の開通により五大湖とハドソン川が結ばえてからは産業がはたっつし、特に繊維産業が潤った街が多い地域なのです。途中にはトム・クルーズの出身地で大学で有名なシラキュースやモホークバレーの中心地ユーティカなどの町があります。

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バッファローに到着する頃には丁度日付が変わり、その後はエリー湖畔に沿って、ペンシルヴァニア州、オハイオ州、クリ-ブランドなどを通り、デトロイトからも近いオハイオ州第4の都市トレドを過ぎる頃、朝食の準備が始まる時間となります。そこからインディアナ州に入りミシガン湖が見えてきたらそろそろシカゴとなり19時間の旅路が終わることとなるのです。

ハドソン川とエリー運河とヨーロッパ人が入植した歴史を感じる道を通って五大湖にながれるレイクショアリミテッド号。五大湖と水路の発達がいかに町の発展に関係していったかをその壮大さとともに感じる列車旅となったことと思います。

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