アメリカ大陸横断鉄道日記~その5カリフォルニアゼファー~
みなさん、こんにちは。逢いたい時にトーマスはいない、吉
枝“僕はパーシーが好き”健一です。
さて今週の金曜日となりました。今週お届けしておりますアメリカ大陸横断鉄道の旅、いよいよ本日が最終回となります。5日間お付き合い頂きまして誠にありがとうございました。
さて本日はアムトラックの中でも一番を争う景色が期待できる「カリフォルニア・ゼファー」
号の紹介をさせて頂きます。やはりツアーの中でもシカゴからエミリビル(サンフランシスコの対岸)までを総走行距離3920km、2泊3日、51時間20分で走ります。あまりにも規模が
大きいと思いませんか?日本に置き換えると青森から下関間の距離で約1600kmなので本州を往復した上に鹿児島まで行ってみるぐらいの距離でしょうか?
上で旅人が期待している景色をそのままの姿で車窓から見えるからだと思います。
摩天楼シカゴを出ると郊外の美しい住宅街になり、そのまま大平原が続きます。そして大盆地を抜けたら遠くに雪をかぶった山々が見え始めるとデンバーに到着。そこからは一番のメインのロッキー山脈越え、そしてグランドキャニオンを創ったコロラド川と並走し、いくつもの険しい峡谷を通り抜けそのままアーチーズのような
荒漠とした砂漠地帯へ。その後は景色が一変して、森と湖のシエラネバダ山脈を越えていきます。サンフランシコス湾へ続く鉄橋を渡るといよいよ対岸にサンフランシスコの町並みが遠くに見え終点エミリビルと、アメリ大陸の様々な景色を体験できるところが人気の理由のようです。
車両は総2階建てのスーパーライナー編成。寝台車の他、
座席車、荷物車、食堂車、展望車を連結しています。食堂車
は1階が調理場になっています。景色が壮大なら車両も巨大でいかにもアメリカな感じがします。寝台車の1階にはシャワーもついていて、コーヒーとお水、ジュース類はいつでも飲むことができます。
2泊3日ながら決して飽きのこない車窓風景。飛行機の移動では決して味わえないのが鉄道の旅だよねと食堂車で向かいに座ったアメリカ人のおばあちゃんが目を輝かせながら言っていたのが印象的でした。
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