【臨時増刊号】新発表!西アフリカが熱い!!
西アフリカ…。この言葉を目にした方は一体どんなイメージを持たれるでしょうか?
ワールドカップで盛り上がりを見せた南アフリカを中心とする南部アフリカは、ビクトリアの滝や喜望峰であまりにも有名です。では東アフリカは?こちらはケニア・タンザニアやウガンダなどサファリで有名ですね。北アフリカはどうでしょうか?エジプトやリビア、モロッコを思い浮かべる方もいらっしゃることでしょう。
さて、西アフリカ。かつて、この地はヨーロッパの人々にとっては欠かすことができない地域でした。「黄金海岸」と呼ばれるこの地域は、ダイヤモンドや金が産出され、ヨーロッパの人々にとって貿易の一大拠点でした。そして、ヨーロッパ人の輝かしい舞台の裏では、現地に住む人々にとって哀しい歴史が幕を開けていました。奴隷貿易です。
現在の黄金海岸等の西アフリカ地域では、そんな哀しい歴史の遺物が数多く残ります。ベナンにある「アボメイ王宮群」もそんな遺物のひとつです。奴隷貿易で栄華を極めたダホメ王国の首都があったアボメイ。西アフリカに住む人々の手によって、西アフリカに住む人々が二度と戻ってこられない海を渡っていきました。そんな哀しい過去を思わず考えさせられてしまいます。そのアボメイが今週の8月21日(土)放送「世界遺産への招待状」で紹介されます。是非ともご覧下さい
さて、弊社でもいよいよ西アフリカツアーが新発表です!今年のラインナップは2コース!「ガーナ、トーゴ、ベナン周遊と伝統の祭典 10日間」
「黄金海岸三ヶ国じっくり周遊と伝統の祭典 12日間」
です。勿論、アボメイ王宮群にもご案内致します。更には、アシャンティ族の伝統的な祭典“アダエ・カセ祭”にもご案内する、特別日程です。テレビを見て、行ってみたい!と思った方、是非とも弊社までお問い合わせ下さい!
では、最後に私が西アフリカに行った際の現地ガイドの話を紹介します。
「奴隷貿易や奴隷についてどう思う?」と質問したところ、「ヨーロッパの人々のせいにするのではないか」と私自身は思っていました。しかし、ガイドが話してくれた言葉はこうでした。「我々は自分たちの仲間を売ってしまった。その過去は決して忘れてはならない。だからこそ、私は世界中の人々にありのままの事実を伝えたい」と。(吉村)
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