ガーナで目にした野口英世像
みなさん、こんにちは。恋のワクチンをあなたに、岩間“恋愛看護士110番”裕子です。
今日、私の席の隣の隣に座る同僚が黄熱病予防接種の予約の電話をしていました。
もしや2回目?!
黄熱病予防接種は、WHOが黄熱病汚染国、黄熱病常在国、風土病地帯のいずれかに指定していて、それらの国々へ入国する査証取得、もしくは入国に際し黄熱病予防接種証明書(イエローカード)の提示が求められる場合に必要となる。1回の接種で10年間有効のワクチンだ。10年ものだから?注射は痛かったし一日ずっと腕が重かった記憶がある。
黄熱病は私達の担当地域でもあるアフリカの赤道付近、南米などに発生しており、実際ツアーでもイエローカードが必要なツアーもある。予防接種をすれば問題はないが、ジャングルなど奥地では今でも年間数千人が亡くなっているそうです。
野口英世、彼の名前を知らない人はいないでしょう。一番使うお札の顔でもあるし。
小さい頃読んだ本は何となく覚えていましたが、その偉人とまさか日本から遠く離れたアフリカ・ガーナで会うとは夢にも思いませんでした。
1918年、当時、ワクチンもなくエクアドルで大流行する黄熱病の病原体を発見する為エクアドルへ、その後、メキシコやブラジルといった中南米をまわり、最後はアフリカ・ガーナで黄熱病の研究途中、自らが黄熱病に感染し53才の生涯を終えました。彼の死後、黄熱病の研究や予防法は進展、ワクチンは開発されました。ガーナの首都、アクラの街から離れた研究室にこもり、昼夜研究に明け暮れた野口英世の名前は長い間、西アフリカでは知られていなかったそうです。
アクラのコールブー病院には、野口英世記念展示室があり、光学顕微鏡や両親、妻の写真、母からの手紙などが見られました。
黄熱病に関しては志半ばで亡くなってしまったが、遠いアフリカという異国の地で謎の
病 気と闘った彼の業績は計り知れない。ノグチ・メモリアル・ガーデンにある野口英世像、私にはひと際輝いて見えました。
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