さあ大変だ!七面鳥
皆様、こんにちは。チキンといったらケンタッキー、川井“恋人はカーネルサンダース”あゆみです。
12月に入ったと思ったら、もうまもなくクリスマス、そして年末年始がやってきます。本当に時が経つのは早いですね。
そんなわけで、本日のテーマはクリスマスのご馳走です。本日会社には差し入れのクリスマスのお菓子、シュトーレンがありました。昨日の三橋のブログにも登場したシュトーレンは、ドイツのクリスマスのお菓子。レーズンなどのドライフルーツやナッツが入ったパンのようなお菓子で、砂糖がまぶされた外観は白い布にくるまれた赤ん坊のイエスキリストの姿を表しているとも言われます。
しかし、クリスマスというとやっぱりご馳走のNO1は七面鳥でしょうか。
このブログを書くにあたって幼少の頃七面鳥の歌をよく歌ったなと思い出しました。
正式名は「わらの中の七面鳥」というそうで
さあ大変だ さあ大変だ
七面鳥が 逃げてゆく
さあみんなで つかまえろ
池のまわりを 追いかけろ
ララララ ララララ
ララララ ララララ
一生懸命 逃げてゆき
そら かくれた処はわらの中
という歌詞はよく考えると少し残酷な歌詞だったのですね。
七面鳥は一説にはメキシコ原産であると言われています。七面鳥がお祝いの席に欠かせない肉になった経緯は以前の成田のThanksgiving Day(感謝祭)のブログにも記載されておりましたが、現在ではアメリカやヨーロッパ、そしてメキシコやブラジルなど世界各国で食されています。
アイルランドに住んでいたとき、七面鳥がクリスマス前になるとごろごろスーパーに並んでいたことを思い出します。普段はにぎやかな学校の寮もクリスマス前に休みに入るとアイリッシュの学生たちは家族のもとへと帰っていき、ヨーロッパからの留学生達も、家族でクリスマスを過ごすべく、全員帰省してしまい、随分と寂しくなりました。寮に残ったのは、ふるさとが遠くでとても気軽に帰省する余裕のないアジア人のみ。寂しさを埋めるべく、寮で七面鳥を焼こう!ということになったのです。いざスーパーの七面鳥売り場に向かうと、様々なサイズの七面鳥が売っています。そして、どうやら内臓あり、内臓なしのものがあるらしく、内臓ありのものなど恐ろしくてさばけない!ということで、内臓なしのものを仕入れて参りました。
そしてオーブンにいれて、じっくり焼くのですが、なにしろ巨大な塊で、なかなか内部に火が通るような気がしません。よく覚えていませんが、おそらく7時間以上はオーブンの中で焼かれていたのではないかと思います。その後、粉のグレービーソースのもとを、お湯で溶かしてソースを作り、焼きあがった七面鳥に添えて、完成しました。
各自がそれぞれ他にも料理を持ち寄ったのですが、私は、自らの定番料理であった、キャベツの漬物を持っていきました。キャベツはざくざく刻み、塩でもんだだけ。おいしいと思いますが、ルームメイトのアイリッシュは私がキャベツをもんでいるといつも「オー、キャベッジ…」といって言葉を失い、日本人はなんだか変なものを食べるのだなぁと思っていたようです。
キャベツの話はいいとして、七面鳥です。こんがりと焼きあがった七面鳥は、おいしそう!食欲をさそう色です。そして、適当にそぎ落として食べてみると…、くせもなく、チキンのようにあっさりとした味でした。
テーブルには10名近くいたと思いますが、一匹の七面鳥は10名のおなかにも納まりきらないくらいボリュームがありました。胃を休ませるために小休憩しては、身をそぎ落とし、再び休んでは身をそぎ落とし、ようやく食べられる部分がないようになりました。
以上、私の七面鳥初体験の思い出でした。
皆様、今年のクリスマスは何を召し上がりますか?ちなみに私は24日から添乗に出発いたしますので、機内でクリスマスを迎えます…。(川井)
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