もう、いくつ寝ると・・・クリスマス!
みなさん、こんにちは。ロマンチックな合言葉♪三橋“サンタクロースがカミング トゥ ユーラシア”愛子です。早いもので、今週の金曜土曜はクリスマス。街にはキラキラ瞬くイルミネーションやどこからか流れ出すクリスマスソング・・・「今年のプレゼントはなんだろう・・・?」と胸をときめかせてサンタさんの訪れを待ち焦がれた子供時代が懐かしいですね。そして、もう一つのクリスマスの楽しみといえば、連日のようにあちこちで開催されるクリスマスのイベント。みんなが集まって音楽を演奏したり、美味しいものを食べて飲んで語り合うと、寒さを忘れてしまうほど心がほっこりあたたかくなります。
さて、私も週末を利用してあるクリスマスイベントへ出掛けて来ました。12月13日~18日までの6日間、さいたまスーパーアリーナけやき広場にて開催されていた「冬の世界市」というイベントです。関東圏の大学生40名が中心となり開催された活気溢れる、若さ溢れるものでした。会場では、ヨーロッパのクリスマスマーケットが再現され、ドイツのクリスマスマーケットには欠かすことのできないグリューワインやフランクフルトなども販売されていて、心だけでなくお腹もいっぱい。
一緒にいた友人に釣られて私もドイツ名物・グリューワインを注文、スパイスのはいったホット赤ワイン、ピリっとした風味の中に、シナモンやオレンジピールが香る、体の芯から温まるワインでした。そして片手にはボリビア風に味付けされたエンパナーダ。エンパナーダとは、スペインから発祥した半月型のパイのことで地方ごとに中に入れる具材は様々です。16世紀にスペイン人が侵略したことから、現在では南米の国々の一般家庭でも食べられるようになりました。多くは鶏肉や牛肉、ジャガイモや豆などが挟まれており、よくコース料理の前菜で食べられることが多いのですが、今回のボリビア風は一風変わったお味でした。中に入っていたものは、お肉でも豆でもなくチーズが挟まれていたのです。チーズと聞くと、しょっぱいのかな?と思いがちですが、驚いたことに中のチーズはほんのり甘く、外側には砂糖がまぶされていました。手作りの素朴なマドレ(ママ)のおやつ、という感じでしょうか。このチーズのエンパナーダは、ボリビアではよく昼下がりのティータイムに食べられるそうですが、こうして寒空の下、グリューワインを片手にぼんやり輝くイルミネーションを眺めていると、立派な“クリスマスのお菓子”と思ってしまうから不思議です。
フランスのブッシュ・ド・ノエルやイタリアのパネトーネ、そしてドイツのシュトーレン・・・クリスマスにはいつもは食べられない期間限定スイーツがショーケースに並びます。素朴なお菓子を食べたからでしょうか?今年はクリスマス原点を思いながら、伝統スイーツでクリスマスをお祝いしたくなりました。みなさんも素敵なクリスマスをお過ごし下さい。
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