2011年1月26日 (水)

ウガンダのなが~い25年政権

P3 みなさん、こんにちは。さすらいのミッドナイトランブラー、坂岸“ジャスミン・サワー”茉莉です。

先日、チュニジアで政権が崩壊しました。チュニジアを代表する花であるジャスミンから、ジャスミン革命と呼ばれているそうです。私の名前「茉莉」はマツリカというジャスミンの花から取られた名前です。ジャスミンティーを買うと、「茉莉花」と書いてありますが、ジャスミン革命と聞いて、なんだか人事では無いような気がしておりました。

そんなチュニジアでは、ベンアリ大統領が追放されてしまいましたが、彼はなんと23年に渡りチュニジアを治めていたようです。実は、最近私が訪れたウガンダという東アフリカの国でも、長い長い政権を担った大統領が現職に就いていました。その名も「ヨウェリ・ムセベニ大統領」です。本日は、そんなムセベニ大統領とウガンダ国民から聞いた言葉を紹介したいと思います。

P4 私は年末年始にウガンダにいました。ウガンダは、1970年代は政治的混乱が続き、情勢も不安定だったことを覚えていらっしゃる方も多いかもしれません。イディ・アミン大統領、彼は人食い大統領とも呼ばれ、賛否両論の大統領でした。結局はタンザニア軍と争い、多くの死人を出した大統領です。そしてその後、1986年から就任した大統領、その名が「ムセベニ大統領」です。

彼が何を成し遂げて、何の問題を抱えていて・・・そんな意見は十人十色だと思います。今年2011年2月に、ウガンダでは大統領選が行われるということ。私たちのツアーでも、道中多くの選挙の宣伝を見ました。なんと女性も立候補しているとか!!頑張って欲しいものですが、やはり現大統領の支持

P2 は圧倒的らしく、新聞を見たところ約60%がムセベニ大統領(現職)を支持しているとのこと!これには私は驚きでした。町中、ムセベニ大統領の旗やポスターが貼ってあり、新聞の一面もいつも選挙のニュース。しかし、街中も選挙もいたって落ち着いた様子。特にデモがある訳でも一切なく、日本の衆議院選と同じような感じにも思えました。

さて、私はガイドさんに尋ねました。
ムセベニ大統領が再選すれば、26年目になるよね?何か変化は要らないの?
ほら、どこかの大統領が「CHANGE!」と言っているじゃない?26年なんて長い期間同じ人が就任していると、変化が無くなってしまうんではないの?

P1私の素朴な疑問に返ってきた答えがとても印象的だったのでご紹介します。
-「変化」なんて要らないんだです。私たちは70年代、いや80年代前半まで紛争が続き、悲しい情勢を目の当たりにしてきました。その後、安定を取り戻してくれたのが、今のムセベニ大統領。もし何か変化が起こったら、この「平和」が失われてしまう可能性があります。現状がベストではない事はわかっているし、不満もあるけれど、それ以上に「平和」が失われてしまうことが怖いんです

より良い生活を求めて政治を変化させることも必要ですが、ウガンダはまだその時ではないようです。なんだか、とっても印象的な言葉でした。日本の総裁は変化してばかりですが、変化して何か変わったでしょうか・・・そんな自問自答をしたことを覚えています。

今は、観光誘致も進み、ゴリラやチンパンジー、多くの魅力的な動植物で多くの外国人も訪れます。人々もすれていなくて、とても素朴で優しく、足を踏み入れたとたんに大好きになります。

今年の2月の大統領選挙。きっとムセベニ大統領が玉座に再び座るのかもしれません。誰になっても、今の平和がいつまでもいつまでも保たれること、そしてウガンダの人々とゴリラの幸せを願って止みません。(坂岸)

|

テーマ:社員のつぶやき」カテゴリの記事

国09:ケニア・タンザニア」カテゴリの記事

文:坂岸」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。