2011年2月 4日 (金)

チョコレートは○ッ○(西アフリカ)

みなさん、こんにちは。私は、「ごめんくさい」「あ、こりゃまたくさい」成田“チャーリー浜とチョコレート工場”佳菜子です。昨日は節分でしたが、皆様恵方巻きを召し上がられましたか。今年の恵方は南南東でしたが、皆様、向きを間違えてしまったりしてませんか。
この、日本独特のイベントが終わると、私にとって1年で1番好きな季節が到来します。そう、それはバレンタインデーです。ハロウィン・クリスマスも、デコレーションが素敵なので好きな季節ですが、何よりもバレンタインデーの季節のデコレーションが1番で好きです。
街中がハートのデコレーションで溢れ、どこからともなく甘い香りがするこの時期。街に繰り出す度に、ついつい嬉しくなってしまいます。そして、バレンタインデーの当日は、自分へもご褒美として、スイーツを購入してしまう程です。

エルミナ城砦

今年もそろそろ、何を作って何を買うか決めなくては行けない時期になって来てますが、先日ニュースで、聞き捨てならない事を耳にしました。

皆様、バレンタインと言えばチョコレートかと思いますが、チョコレートに必要なのがカカオ豆であるのはご存知ですよね。そう、そのチョコレートに欠かせないカカオ豆が今、危機的状況なのです。

日本で作られているチョコレートのカカオ豆は、ほとんどが輸入されていますが、カカオ豆の生産量は、1位がコートジボワール、2位が有名なガーナ、3位が意外なインドネシアです。
中でも日本では、ガーナのカカオ豆を多く輸入してます。「ガーナチョコレート」が有名なので、店頭で見かけたり、食べたりした方は多いのではないでしょうか。
しかし、先日私が耳にした内容は、カカオ豆の高騰が続いており、いつか日本の市場から、チョコレートが消えてしまうかもという内容でした。チョコレートが日本の市場から消える、そう思うだけでチョコレートを買い溜めしたくなりますが、きっと大丈夫だろうという不思議な安心感があります。

西アフリカの市場

さて、高騰の理由ですが、現在生産量第1位のコートジボワールで、昨年11月の大統領選挙後が行われ、元首相のワラタ氏が新大統領として承認されましたが、当時の大統領であったバクボ氏が居座っており、バクボ氏がカカオ豆の輸出で巨額の利益を得ていると指摘されていることで、同氏を財政的に追い詰める狙いの為のようです。
日本の主な輸入先がガーナなので少し安堵しますが、今後の動きが気になりますね。そしてもう1つ気になるのが、ガーナには、カカオ豆が美味しいチョコレートになるのを知らない子供達がいることです。
物心ついた時からチョコレートが大好きな私にとってこの事実を知った時は衝撃的でしたが、きっといつか、ガーナの子供達にとってもチョコレートが身近なお菓子になる日が来るのではないかと思います。
私が所属している秘境部では、来る2月17日から、無類の島好きな社員が、ガーナ・トーゴ・ベナン11日間のツアーに添乗員として同行致します。私個人的な意見としては、ぜひぜひ、チョコレートを沢山持って行き、ガーナの子供達に少し遅いバレンタインチョコをあげて欲しいと思います。

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