ウマワカ渓谷に哀愁漂うメロディー
皆さんこんにちは、先日インドの添乗より帰国しました霍間祐子です。インドは2月へ添乗にて2回行かせて頂きましたが、気温が前回よりすこし高くなっていて、夏を感じさせる日々でございました。帰国して日本に到着後、日本の寒さに震えましたが、街の所々に梅の花が咲いていて春を少しだけ感じる事ができました。
日本に帰ってきて出社すると、秘境探検隊の部署では南米の新しいパンフレットができあがっていました。お陰様で、毎日南米の新しいツアーのお問い合わせを頂いております。
そうです!日本が夏になると南米のレンソイスや、パンタナール、ウユニ塩湖、ギアナ高地など人気の方面がベストシーズンを迎えます。
毎日南米のご旅行のお話をさせて頂いておりますので、なんだか無性に南米に飛んでいきたくなります。
さて、そんな今日は先日テレビで特集されていた、地球の裏側南米アルゼンチンのウマワカ渓谷についてのお話です。
ウマワカ渓谷は日本ではあまり知られていませんが、世界遺産に登録されています。渓谷ですので自然遺産化と思われるかもしれませんが、その色鮮やかな地平線を美しい景観や、スペインによる植民地時代の集落が、コージャ(アンデス高地に住む人々)の文化を伝えているという点で文化遺産で登録されています。
日干しレンガの家々が立ち並び、歴史ある礼拝堂や先スペイン期の遺跡が美しいパノラマ。プルママルカ、マイマラ、ティルカラやウマワカという街々を縁取っています。この渓谷は、スペインが南米の金を目指し、そして金を運んだアンデスの交通における極めて重要な「道」です。1万年にわたる「道の歴史」を刻むユニークな遺跡の数々がそこには点在しています。また、パステルカラーの断層がとても見事で美しい為、“七色の谷”と呼ばれています。
私の見た番組ではこの渓谷に住むコージャの人々が独自に育んできた文化を彼らの音
楽を通して紹介するものでした。「花祭り」という名前で日本でも知られている彼らの音楽フォルクローレは、異国の地に住む私の心にも哀愁が漂うようなメロディーです。
テレビ越しに彼らの奏でる音楽を聴きながら、更に南米へ旅したくなった今日この頃でした。
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