2011年3月30日 (水)

山ではない。奇岩から望む美しい景色

P4 みなさん、こんにちは。今日のお菓子は何だろうな♪成田“お砂糖パン推進委員会書記”佳菜子です。
 東北地方太平洋沖地震が発生した3月11日から、3月だというのに寒い日々が続いておりましたね。東京に居ても冬の寒さを感じる度、東北の方々の健康面が気がかりでしたが、ようやく東北地方にも春めいた日々が到来したようなので、少し安堵しております。このまま本格的な春が到来し、東北の方々が1日でも半日でも早く、より良い生活環境に入られる事を切に願わずには入られません。

さて先日、世界一のお祭りとも言われている「リオのカーニバル」を無事に終えたブラジル。弊社では今年もリオのカーニバルを観に行くツアーが何本か出発し、お天気は残念ながら雨や曇りでしたが、皆様にカーニバルをお楽しみ頂けたようです。ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
ブラジルのリオ・デ・ジャネイロと聞くと皆様は、何を頭に思い描きますか。リオのカーニバル、コパカパーナビーチ、大きなキリスト像で有名なコルコバードの丘、様々な観光名所があり魅力溢れる町であるリオ・デ・ジャネイロ。

P1 今日私がご案内するのは、弊社のツアーでもご紹介している場所の1つで、美しいリオの街の景色を一望出来る場所、「ポン・デ・アスカール」です。日本語に直訳すると、「砂糖パンの丘」という可愛らしいネーミングのこの観光地は、一見“山”のように見えますが、実は大きな大きな岩、奇岩なのです。
でも、なぜ「砂糖パンの丘」というネーミングになったのでしょうね。ネーミングの由来には諸説あります。
その1:昔、この辺りはサトウキビの出荷港として栄え、船に乗せる前に大きな釜で煮詰めて糖蜜を取り出していたのですが、その釜の形が山の形に似ていることから。
その2:昔、ポルトガル領であったブラジル。ポルトガルのマデイラ島の砂糖を盛り付けた様子に似ていることから。
その3:先住民の言葉である“ポウンドアスカ(尖った小島という意味)”に由来していることから。

ポン・デ・アスカールへは2つのロープウェイにて向かいます。まずは、ウルカの丘を目指し

P3ます。ウルカの丘展望台からは、地元の人達に人気で庶民的な雰囲気が漂うボタフォゴ海岸が目の前に広がり、背後にはこの後目指すポン・デ・アスーカルが見え、ポン・デ・アスカールが山ではなく岩であるというのをしっかり目の前でご確認頂けますし、写真スポットとしても有名です。
そして、ウルカの丘を後にし、再びロープウェイにて有名なコパカバーナ海岸を眺めながら、ポン・デ・アスカールの頂上を目指します。頂上に到着した場所で観光客を待っているのは美しいリオの景観です。お天気に恵まれますと、コルコバードの丘に聳え立つキリスト像が、小さいながらも十字架としてご覧頂け、世界各国とブラジルを結んでいるブラジルの玄関口、アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港を望む事も出来ます。

P2ウルカの丘とポン・デ・アスカールの展望台には、いくつかお土産屋さんも並んでおり、夜には温かいリオの夜景を見ることが出来るので、地元のカップルにも人気な場所です。カフェでゆっくり過ごしたり、ジュエリーショップに並ぶ宝石に目を輝かせたり、ブラジルを代表するブランドであるビーチサンダル:ハワイアナスのお店でお買い物をしたりと、思うままにお過ごし頂けます。日本ではまだあまり知られていませんが、ハワイアナスのビーチサンダルは世界中で30億足以上を売り上げている大人気商品なんですよ。お土産にご購入されると、喜ばれるかもしれませんね。

コルコバードの丘と比べると、まだ知名度が低いように思えるポン・デ・アスカールですが、足を運ばれた方はきっと気に入る素敵な場所です。

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