ハシビロコウの祈り
みなさん、こんにちわ。今すぐあなたの元へ、吉村“I wish I were a bird”和馬です。さて、関東地方の天気は明日から下り坂。洗濯物の乾き具合が気になる今日この頃ですが、わが社のベランダでは今日も小鳥たちが美しい囀りで鳴いていました。
ということで、本日から一週間は『愛鳥週間』です。簡単にいうと、鳥を保護しよう!という気持ちを高める週間だそうです。鳥といえば、秘境チームの出番です。本日は秘境チームが扱うかわいらしい鳥たちをご紹介させて頂きます。
まずは、南米・ブラジル。世界最大の湿原と言われるパンタナールに生息するトヨヨ(和名:ズグロハゲコウ)です。トヨヨという名前は聞こえはかわいいですが、なんせ体長は約150センチにも達するので、近くで見ると驚くほど大きいですが、襲われる心配はありませんので、遠目から、その優雅な姿をお楽しみ下さい。 他にも世界最大のげっ歯類カピパラや、美しく咲き誇るイッペーなど、見所たくさんのパンタナールは、8月~9月がおススメです!
続いては、密林の中にマヤが息づくグアテマラで、かつて王たちを魅了してきた美しい鳥ケツァル。その美しさゆえに乱獲が進み、いまでは極限られた地域でしか見ることができません。その限られた土地というのが中米・エコツーリズムの発祥の地として知られるコスタリカです。バードウォッチャーには睡涎ものの野鳥の宝庫であるコスタリカを訪れると、きっとバードウォッチングの魅力に取り付かれてしまうこと間違いございません! コスタリカへ行く際には、双眼鏡を忘れずに!
前フリが長くなってしまいましたが、本日最もご紹介したいのは『ハシビロコウ』!ハシビロコウと聞いて、すぐに姿格好が思い浮かぶあなたは、立派な鳥マニアです。ハシビロコウで有名なのは東アフリカ・ウガンダ。ハシビロコウについたアダ名は“動かない鳥”、たしかにほとんど動きません。実際は飛んだりするそうですが、私が見たハシビロコウは、まるで彫刻のように、微動だにしませんでした。このハシビロコウ、本当にかわいいので、是非とも動かないうちに写真を撮ってください!
といった感じで、まだまだ世界には愛らしい鳥がたくさんいます。伊坂幸太郎の「オーデュボンの祈り」ではないですが、たまには大空を見上げて、鳥たちの自由な姿を眺めてみる時間も良いのかもしれませんね。
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