意外と知られていない花の王国
みなさんこんにちは、花いっぱいの愛と情熱をあなたに、霍間“前世は蝶だね”祐子です。昨日は子供の日ということで、今年の大型連休ゴールデンウィークが終わってしまいましたが、皆様はどのように過ごされましたでしょうか?私は自宅に咲く花壇のブーゲンビリアを見て、花の美しさに癒される休日でした。
さて私は秘境探検隊ブログ久しぶりの登場となりましたが、先月は野花の美しく咲く時期にギリシャに添乗しておりました。真っ赤なアネモネや、黄色のかわいらしいエニシダ、桜のようなピンクのハナズオウなど、自然の中で美しく凛と咲く花々をたくさん見ることができました。
そんな花に関連して、今日は南アフリカのお話をさせていただきます。南アフリカといえば、バルトロメウ・ディアスが発見した「喜望峰」や、去年日本も熱狂した「ワールドカップ」が印象的ですが、実は「花の王国」としても有名なのです。
南半球の国なので日本と季節は反対で、花のシーズンが始まるのはちょうど8月下旬から。春の始まりから初夏の訪れを感じる12月頃まで続きます。
南アフリカで、特に有名な場所をいくつか紹介します。まずは北ケープ州のナマクワランド。この場所では例年春の訪れとともに、天然のフラワーショーが堪能できるほど一面はなで埋め尽くされます。オレンジ、黄、赤、白、紫など色で埋め尽くされ、様々な花々が絨毯のように咲きます。
つづいては首都のプレトリア。こちらでは、10月に世界三大花木のジャカランタの花が咲くことで有名です。薄紫色の美し
い花は「亜熱帯の桜」とも呼ばれています。プレトリアでは7万本以上植えられていて、町中をおおう紫色のカーテンに思わずうっとりしてしまいます。
そして最後はケープタウン。テーブルマウンテンで知られているこの町では、年間を通して花を見ることができ、季節ごとにそれぞれ違った、独特の花が見られます。なんとここに咲く花の種類は、英国全土に咲く花よりも多いのだといいます。一体どんな種類の花が咲いているのか、話を聞くだけでも見てみたくなりませんか?
日本では桜の季節も終わり、初夏の訪れを感じる今日この頃。これから冬を向かえ、花の咲く春を迎える南アフリカに、お花見を目的に行ってみるのもいいかもしれませんね。
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