【共通テーマデー】忘れられない味~中南米~
みなさん、こんにちは。隣のあの子のお弁当がいつも気になるの・・・三橋“突撃!隣のお昼ごはん”愛子です。じめじめした梅雨の空は一体どこへ行ったのやら、と思うほどここ数日で真夏日が続いていますね。ついついエアコンのリモコンに手が伸びてしまいますが、今年は節電!うだるような暑さを、とりあえずはぐっと我慢をしてみる毎日です。街中でも清涼グッズを取り扱うお店が増え、エコへの取り組みが目立つようになりました。
さて月初めの本日は、恒例の「共通テーマデー」、テーマは忘れられない味」。マルタの朝食で食べたアップルパイに南イタリアで食べたウニソースのスパゲティ、ロシアのビーフストロガノフも美味しかったし、カナダのプライムリブステーキも忘れられない・・・世界中を旅していると「これだ!」と一つに定めることができません。そこで、今日は暑い夏に食べたくなる中南米の料理をご紹介したいと思います。
●ブラジル「シュラスコ料理」
たくさんの野菜やお肉を持ち寄り、河原でBBQ!が日本の夏の代名詞ですが、ブラジルのフラスコ料理もまさにそんな感じです。鉄の串に刺した牛肉や豚肉、鶏肉に岩塩を振って、ジュージューと炭火で焼きます。私のお勧めは豚肉!「豚肉ってこんなに美味しかったの?!」と思ってしまうほど、ジューシーで柔らかでした。しかもブラジルのシュラスコ料理は日本のBBQのように夏季限定ではありません。一年通して灼熱の真夏の太陽が照りつけるブラジルでは通年、週末になると友人を招き、家のお庭でシュラスコパーティーが開催されるのです。ボリュームもスタミナもあり、現地の人々はいつだって夏バテ知らず。あの元気の秘密はこの料理にあり?!
●メキシコ「ソパ」
「ソパ」とはスープのこと。メキシコでは、食事のたびに違った種類のスープが出され、その出汁にも具材にもそれぞれ個性があります。中でも忘れられないのが、グアダラハラという街で食べた名物「ポソーレ」。たっぷりのジャイアントコーンや鶏肉がはいった栄養満天のスープです。ホクホクしていてボリュームもありスープと言うよりも立派な一品料理という気がしました。また夏に食べたくなるのは「ソパ・デ・フロール・デカラバサ」や「ソパ・デ・アステカ」というスープ。前者は珍しい南瓜の花のスープ。後者はトルティージャを細長くヌードル状に切りスープに浸して頂きます。どちらもピリ辛のトマトベースに少し酸味が効いていて、暑い夏には食欲がそそられます。
●キューバ「モヒート」
節電が迫られている今、エアコンを控えなければいけない熱帯夜にお勧めなのがこちらの
カクテル「モヒート」。クラッシュアイスにソーダを注ぎ、更にライムやミントの葉を加えます。透き通るソーダにミントのグリーンが織り成す見た目はまるで、オアシス?一口飲んでみれば、これまたさわやか!シュワっとした炭酸にツーンとクールなミントの香りでほてった体もグッと涼しくなるはずです!最近では日本のバーでも「モヒート」の文字を見かけることが多くなりました。清涼感が欲しい暑い夏にぜひお試し下さいませ。
と、こんなブログを書いていたら、すっかりお腹が減ってきました。私の隣のデスクには今朝メキシコから届いたマンゴーが!ほのかに甘い香りを放っています。早く食べ頃にならないかなぁ~。真夏の太陽のように真っ赤に色づくには、まだまだ時間がかかりそうです・・・。 (三橋)
【共通テーマデー「忘れられない味」】
〔添乗見聞録編〕~チベット風野菜スープ~
〔倶楽部ユーラシア編〕~リビアのクスクス~
〔ぶらり秘境探検隊編〕~キューバのモヒート~
〔ろまねすく通信編〕~ブータンのエマダツィ~
〔船の旅便り編〕~アマゾンのピラニアの素揚げ~
〔パゴタの国からミンガラバー編〕~インダー族の魚とトマトの煮込み料理~
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