ナミビアとドイツのつながり
元々、サンと呼ばれるブッシュマンが住んでいたところに15世紀末頃からヨーロッパ人がナミビアに上陸しました。当時は砂漠の広がる不毛の地と認識されていたので、そこに目をつけたドイツが1884年に南西アフリカとして植民地化したのです。
第一次世界大戦でドイツが敗戦し、この地はそっくり南アフリカに組み込まれてしまいますが、その後もナミビアとはなにかとつながりがあるのです。今でもこの地では、ドイツ語が広く通用しますし、ツアーのドライバーガイドはドイツ人なんてこともあったりします。実際、私が添乗でナミビアに行った際にドライバーガイドと初対面の時、向こうから「グーテンターグ!!」(ドイツ語の挨拶)と元気に手をふって挨拶をしてくれました。
またヨーロッパで、ナミビアは人気の旅行先で、その中でも、一番多い外国人観光客はドイツ人だそうです。
そんな訳でナミビアを訪問するといろいろな場面でドイツの影響を感じることが多いのです。
ナミビアのビールにてついては探検隊の坂岸が詳しい説明をしておりますのでこちらをご覧下さい。http://eurasia-blog.cocolog-nifty.com/sakagishi/2010/10/post-1130.html
そんなビールのトリビアをひとつご紹介。ナミビアの瓶ビールの蓋にはクジのようなものがついていまして、アタリが出ると、蓋の裏側にナミビアの国旗が描かれているのです。なんとこれを5つ集めると、お金と交換できるそう。おこづかい程度の額ですが、これが当たるとなんだか嬉しい。ツアー中お客様が飲んだビールの蓋に国旗を発見し、レストランではかなり盛り上がりました。なんとその蓋はお客様からプレゼントとして頂くことができ、今現在は、私のお宝グッズの中に眠っているのです。
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