世界の街角一丁目 第23回「キューバ・トリニダー」
みなさん、こんにちは。古都を巡って何千里、川井“マルコを母さんに会わせ隊”あゆみです。本日はお久しぶりの世界の街角編、キューバの古都、トリニダーをご紹介します。
ここトリニダーは17世紀頃から、サトウキビの売買、そしてサトウキビ農園の労働力として連れてこられたアフリカからの黒人奴隷の売買の街として繁栄していった街。現在でも尚街の周辺にはサトウキビ畑が広がります。歩き始めると、足の裏がぼこぼこと刺激され、足ツボマッサージのような石畳の道が広がる旧市街。通りにはパステルカラーの家々や建物が立ち並び、ロバが行き交い、クラシックカーが行き交い、歩いているとまるでタイムスリップしたような気持ちになります。まるで日本の“京都”と称されるのも納得。
そして、トリニダーの街のつくりを見るためには、是非高いところに登ってみましょう。今回のユーラシア旅行社の旅では市立博物館の塔に登ってみました。博物館といっても、ここはサトウキビ農園を営み、大成功をおさめたイスナガ家の人々が暮らした邸宅。現在はその歴史を伝える博物館となっています。市立博物館のぐるぐると狭い螺旋階段を登っていき、屋上まででると、ぱっと視界が開けます。狭い道路を挟み、隙間なく建ち並ぶカラフルな建物の赤い瓦屋根が重なり合い、緑鮮やかな椰子の木がアクセントを添え、まるで映画のワンシーンのよう。
塔からおりたら、キューバ名物“カンチャンチャラ”を飲める名店、「ラ・カンチャンチャラ」へ。この面白い名前の飲み物はサトウキビの蒸留酒、蜂蜜、レモンを合わせたさわやかな味わいのカクテル。疲れも吹き飛んでいくわーとお客様の声。
日ごろの喧騒を忘れるような、キューバ、トリニダーの街角。郷愁を覚えるような、懐かしい街並みをあなたも散策してみませんか。(川井)
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