2011年12月26日 (月)

グリーンゲイブルズにおじゃまします!~第4弾・マリラのお部屋の前編~

P1 みなさん、こんにちは。なにかを待つって、その楽しさの半分にあたるわ♪三橋“紫水晶を待ちわびる”愛子です。昨日はクリスマスでしたね。日に日に寒くなる今日この頃、この週末は北海道や東北地方では大雪が降ったそうで、ニュースを見ていると「クリスマス寒波」なんてちょっとロマンチックな名前が付けられていました。

さて今日のグリーンゲイブルズ・お宅訪問はいよいよ二階へ進出!アンの育て親「マリラのお部屋」をご紹介いたします。マリラの名前を聞くと「厳格」という言葉が真っ先に浮かんでしまうのですが、それは私だけではないはずです。几帳面で真面目なマリラらしく、彼女のお部屋もまたザ・シンプル。無駄なものはなく、必要なものだけがあるべき場所にきちんと配置されています。

P3お部屋をぐるりと見渡してみると「赤毛のアン」を読んだことのある人なら誰もが気が付くことがあります。マリラのドレッサーの上に置かれている「紫に輝く水晶」です。そう「紫水晶ブローチ事件」の発端となった、あのブローチです。マリラのお気に入りだった紫水晶のブローチは、アンにとっても魅力的なものでした。いつも手にとってうっとり眺めては、マリラに見つかって「無くさないうちに、元にあったところに戻しなさい!」と怒られてしまうのでした。そんなある日、このブローチが忽然と消えてしまいました!二人はびっくりです。マリラは、アンがブローチを隠し持っているに決まっていると考え、「正直に在り処を教えなさい!教えないと次の日曜日の教会ピクニックに参加させないよ!」と強く攻めたのでした。

教会ピクニック?実は当時、アンの住むPEIではほとんどの島民がキリスト教プロテスタントの信者で日曜日になると、家族揃って教会のミサに出かけるという習慣がありました(現在でも熱心な信者は毎週ミサに出かけますよね)。ミサの後、子供たちは牧師さんから教理を学び、その後は様々なレクリエーションが行なわれていました。物語に出てくる「教会ピクニック」もその一つ。この日は皆で身体を動かしたゲームで遊び、そして当時にしては超珍しいアイスクリームが振舞われるという内容だったのです。アンはアイスクリームを食べたことがなかったので、それはもう夢のような企画だったのでしょう。心の友ダイアナと一緒にその未知なる、そしてきっと崇高(?)な味であろうアイスクリームを日々心待ちにしていたのです。

ちょっと余談ですが、当時のアイスクリーム作りというのは現在では考えられない程、大変な作業でした。その仕込みは冬からはじまります。冬の間に張った氷は穴を掘った地面に

P2_5埋められ溶けないように保存します。夏になると取り出して、氷で冷やしながら木造のボックス(取っ手がついていてそれを回しながら)で練り上げて作るのです。以前、テレビで当時の方法で作ったアイスクリームというのを紹介していましたが、かなりトロトロして、柔らかそうなアイスクリームでした。冷蔵庫のなかった時代、アイスクリームなんて相当高級品だったのでしょうね。そういえば子供の頃「アイスクリームの歌」という童謡を歌ったのを思い出します「♪おとぎ話の王女でも昔はとっても食べられない、アイスクリーム、アイスクリーム・・・」という歌詞でした。

さて、本題に戻りましょう!「紫水晶のブローチをなくしたのはアンに違いない!」とマリラに攻め立てられるアン、しかしアンは「私じゃないわ!信じてよ」と主張します。しかし全く聞く耳を持たないマリラ。しかしこのままではアンはアイスクリームを食べることができません。悩んだ挙げ句にアンが取った行動とは!?長くなってしまったので後半に続きます。

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