スーダンのスイーツ
みなさん、こんにちは。さまよえる砂漠の民、岩間“デーツを食べて命拾い”裕子です。 ちょっと疲れも感じる週の半ば。そんな時は普段はあまり食べない甘いもの・スイーツが欲しくなりませんか?実際、甘いものに含まれている砂糖は体内でブドウ糖に変わり、脳の働きを助けてくれるそうですからね。
今日は、ナイル川合流点の話で先日も登場の【スーダン】再び!です。そのスーダンのスイーツ、“なつめやし”(=デーツ)をご紹介です。特に珍しくもないかも知れません。中近東の国々を旅していれば、茶色く乾いた砂漠などで、ふと遠くに見えてくるナツメヤシの緑いっぱいのオアシスに、旅人は皆、目も心も体も救われた経験はあるかと。
“ナツメヤシ”の優れもの具合ときたら、他の食べ物とは比べ物にならない。食べては、高カロリーで、鉄分、マグネシウム、カルシウムが豊富と優等生。でも食べる実だけでなく、その幹も樹皮も葉まで全て世のため人の為に役立っている。
「体にいいよ」「美味しいよ」今まで色んな国で、おもてなしで、食事のデザートで食べてきましたが、ユーラシア旅行社のツアーで添乗したスーダンのいたる所で見たナツメヤシは他と少し違っていました。
「あげる」とガイドさんに手渡されたそれがナツメヤシとわかるのに時間がいった。それはまるで石のように硬く、ほこりまみれ。正直、その辺の石でもくれたのかと思ったほどでした。で、これをどうするのだろうと少し考えていると。ガイドさんは、その石(ナツメヤシ)を食べ始めたのです。これにはビックリ。はじめて見る食べ物だ!!なんて思って聞いたら、「デーツ」との返事。えっ?これが?とこんな出会いのスーダン・ナツメヤシ。その後、スークなどで沢山見かけることがありましたが、スーダン・ナツメヤシ、本当にかたい・・・。ガイドさんはまるで骨付き肉を食いちぎるかのように食べていましたが、私はそれが出来ず、どうしたものかと考えていると、こうやればいい、と、2つ、3つのナツメヤシを両手でこすりあわせる。ガリガリ、ガリガリ音をたてながら。すると、その摩擦と手のひらの汗と?で若干やわらかくなったナツメヤシは、ほこりも落ちて本来のナツメヤシ色に。そしてやっと口にしたナツメヤシのおいしいこと♪すっかりやみつき。
ガリガリ、ガリガリやっては、しっとりしたナツメヤシを食べる日々でした。(岩間)
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