2011年12月 7日 (水)

グリーンゲイブルズにおじゃましま~す!(第二弾・ケーキ作りの苦い思い出!?)

Kitchen_3

みなさん、こんにちは。お菓子作りはディナーの後で、三橋“今宵はお嬢様”愛子です。小説「赤毛のアン」のモデルのお家グリーンゲイブルズを、物語のエピソードと共にご紹介するこのコーナー。第二回目の今日は、アンの苦~い思い出が詰まったキッチン(正確にいうと家事部屋?でしょうか。本当のキッチンは別にありました)さっそく参りましょう!

Apple

さてこちらの小部屋はアンやマリラがパン種をこねたり、ケーキを焼いたりしたところ。ガラスケースの中には焼き立ての美味しそうパイ、カゴの中にはアボンリー村の果樹園で採れた(多分)リンゴがあります。北側に面したこの小部屋は夏でも涼しい一定の温度に保たれていたのでしょう、きっと食べ物の保存には最適だったのでしょうね。

日々お料理作りに奮闘していたアンの姿が目に浮かびます。そういえば、物語にこんなアンの失敗談がありました。新任牧師のアラン夫妻をグリーンゲイブルズのお食事会に招いたときの事。デザートのレイヤーケーキ作りをまかされたアン。朝からせっせとこの小部屋にこもり生地の仕込みをはじめます。小麦粉、卵、砂糖、バニラ・・・マリラに言われたとおりに材料を混ぜ、いよいよ生地をオーブンへ。焼きたてのスポンジはふっくら膨らみ大成功!と、そのときは思われました。

Room_2

さてお味のほうは如何なものか・・・?とちょっとの不安を抱きつつ、アラン夫人の前に運ばれた一切れのレイヤーケーキ。夫人がパクッと一口・・・あれ?なんか反応がイマイチです。それに気付いたマリラもアンも一口・・・「まさか?!何かかがおかしい!でも何が?!私はマリラの言われたとおりに材料も用意したし、ケーキもちゃんと膨らんでくれたじゃない!一体なぜ?」そんな思いがアンの頭を駆け巡ったことでしょう。そんなときマリラが「やってしまった!」とばかりに気が付いたことがありました。なんと、バニラの瓶に入っていたのは「バニラ」ではなく、「痛み止めの塗り薬」だったのです!バニラが入っていた空き瓶に、そういえばこの間塗り薬を移し変えたんだっけ・・・と気が付きましたが、すでに時遅し。あまりのショックにアンは二階の部屋へ一目散、涙が溢れてきてしまいました。しかし心優しいアラン夫人は「誰にでも間違いはあるものよ」とアンを慰めました。その夜、アンは元気に立ち直り、希望に満ち溢れた笑顔でこう言います。

「マリラ、あしたという日がまだ何の失敗もしていない新しい日だと思うとほっとするわね。」

次回は、いよいよ、アンの腹心の友・ダイアナの登場!(か?!)何のお話が出てくるか、想像ができたあなたは、かなりアン・フリークですね♪(三橋)

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文:三橋」カテゴリの記事

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