2011年12月 1日 (木)

【共通テーマデー】私のクリスマスの思い出~アイルランドのクリスマス~

Syasin_2みなさん、こんにちは。トナカイは嫌よ、川井“恋人は白馬に乗って”あゆみです。
12月初日の本日はしとしと雨降り。日本の冬は乾燥しますので、すこしくらい雨が降ったほうがお肌にはいいのかもしれませんね。

さて、本日は月始め恒例の共通テーマデー。本日のテーマはずばり12月らしく“私のクリスマスの思い出”です。この仕事をやっていると、クリスマス付近は冬休みを海外で過ごすお客様と、ユーラシア旅行社の旅行へ出発ということが多いので、クリスマスは成田空港、或いは飛行機で空の上、ということになります。そこで、本日は学生時代、アイルランドで過ごしたクリスマスについて紹介させて頂きます。

アイルランドは火山の噴火で話題となったアイスランドと混同されがちですが、英国の隣に浮かぶ島国です。何だか冬はさむそう!というイメージがあるかもしれませんが、暖流の影響で緯度の割には温かく、私が住んでいた一年は雪がちらつく日が2、3日あったかなというぐらいでした。
さて、クリスマスというと、アイリッシュたちは家族でお祝いするのが昔からの伝統。日本だと、恋人はサンタクロース♪という歌があるように、クリスマスは恋人たちの1日という印象がありますが、敬虔なキリスト教徒も多いアイルランドでは、日本の年末年始のように日ごろはなれて暮らしている家族たちが集い、一家でご馳走を囲み、祈りを捧げる1日なのです。
クリスマス休暇が近づくにつれ、学生たちはそれぞれ帰省、ヨーロッパからの学生達もそれぞれ母国に帰省。段々と寮は寂しくなります。そして、寂しくなるのは寮だけではなく、街中も。クリスマスには一般の店やデパートも閉まり、スーパーも閉店。丁度日本のお正月に備えて食料を買い込み、おせち料理を作るように、アイリッシュたちも沢山の食料を買い込み、ご馳走作りに精を出すのです。そんなわけで、寮の中はロンリークリスマス。以前のブログで紹介したように、残ったアジア人で七面鳥を焼いてみたとさ。そんな、ややせつない思い出ですが、ルームメートが年末には戻ってきて、年始のカウントダウン中継を一緒に見たときの嬉しさを思い出します。

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さて、そんなアイルランドのちょっぴりロンリークリスマスでしたが、観光客にとってはクリスマスの少し前に出かけ、ヨーロッパのクリスマスマーケットを散策してみるのは冬の楽しみの一つ。私も、クリスマスの少し前にクリスマスマーケットといえばドイツよね!と意気込んでドイツのクリスマスマーケットにでかけました。(アイルランドでもやっていたはず…)広場には大きなツリーとスケート場に沢山の出店。しんしんと冷える外にずっといるのは確かに辛いものがありますが、出店に並ぶ可愛らしいクリスマスのオーナメントやじゅわじゅわ焼けているおいしそうなソーセージやお菓子を見ていると、幸せな気分になります。そして名物のグリューワインでほっと一息したことは良い思い出です。(川井)

【共通テーマデー「私のクリスマスの思い出」】
〔添乗見聞録編〕~アメリカのクリスマスツリー~
〔倶楽部ユーラシア編〕~厳かな受胎告知~
〔ぶらり秘境探検隊編〕~アイルランドのクリスマス~
〔ろまねすく通信編〕~世界のプレゼピオ~
〔船の旅便り編〕~スペインのクリスマス~
〔パゴタの国からミンガラバー編〕~有楽町のクリスマスマーケット~

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