2012年1月 5日 (木)

カナダから見る2012年の平和

みなさん、こんにちは。FELIZ ANO NUEVO!坂岸“三年寝姫”茉莉です。
HAPPY NEW YEAR  (明けましておめでとうございます!)

本年もユーラシア旅行社をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

私は年末年始、珍しく添乗に出向かず日本におりました。大晦日は空港でのツアー見送り業務があり、終日空港に出向いておりました。その際に、以前ユーラシア旅行社のツアーでご一緒させて頂いたお客様に合計8名様に(弊社のツアーの見送りで)お会い致しました。いつもユーラシア旅行社をご利用頂きまして、心より御礼申し上げます。ご旅行にご参加頂きましたお客様は素敵な新年を迎えられましたでしょうか。

さて突然ですが、私は年末年始、なぜかカナダ人アーティストの曲をずっと聴いておりました。60年~70年代に活躍したカナダのバンドだそうで、そのグループ名は
「The Guess Who(ゲスフー)」、そして曲名は「Shere The Land(シェアーザランド)です。少しマイナー調から始まるメロディーはメランコリックでもあり、でも力強く、そして途中からメジャーに変わり、激しく鳴り響く、かっこいい曲です。そして、年末年始、日本にいた私は、その歌詞に注目してみました。英語の内容なので、解釈は色々あるかとは思います。
歌詞で印象的な文は下記の2文です。カナダという国を思い浮かべて、読んでみてください。

「I'll be there to shake your hand (あなたと握手をするために、私はそこにいきます)」
「Baby, I'll be there to share the land (土地を分かちあるために、そこにいくのです)」

なぜだか、胸がしめ付けられませんか?昨年の9月にユーラシア旅行社のカナダのツアーにて添乗に行って参りました。訪れる度に、カナダ人は様々な人種で構成されていることに気づきます。多民族国家はアメリカも同じですが、カナダは、見る限り本当に混ざり合っているのです。「人種のパッチワーク」なんて表現しているカナダ人もいました。アメリカと違い、民族ごと、人種ごとに居住区を作ったりはせず、隣の家に中国系の家族が住み、その隣はイタリア系の家族が住む、そんなのが当たり前のようなんです。

北米の先住民ネイティブアメリカンの居住地問題を唄った曲という見方もあるそうですが、私はカナダという広大な土地の中で、「喧嘩をしないで、皆で土地を分かち合いましょう」という平和のメッセージが隠されていると思います。自然災害、ユーロ経済危機・・・など世知辛い世の中ではありますが、今年も平和な、素晴らしい2012年になりますように、祈るばかりです。

是非、ゲスフーのシェアーザランド、聞いてみてください。(坂岸)

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