ブエノスアイレスの酔っ払い!?
この時期のブエノスアイレスは日本と間逆の気候で、真夏です。それこそ半袖でも汗をかいてしまうぐらい。私が到着した前日は40度まで達したとか・・・。そんな夏のブエノスアイレスを彩るお花があるんです。
その名も「パロ(木・棒の意味)・ボラチョ(酔っ払いの意味)」
つまり日本語に訳すと「酔っ払いの木」という意味です。ブエノスアイレスのメインストリートとも呼べる7月9日大通りには13車線のわき道に、この酔っ払いの木々が並木道のようにたっています。またブエノスアイレスの代名詞でもあるカミニートにも、1本大きな酔っ払いの木が立っています。
なんで酔っ払いの木と呼ぶのでしょうか?樹液にアルコール分でも含んでるのかと思いきや、実はその外見に理由がありました。パロ・ボラチョ(酔っ払いの木)の幹は、ワインの樽のようにプクッと膨らんでいます。日本の徳利にも似ています。その外見から、名前も「酔っ払いの木」と命名されたそうです。私には、ビール腹の男性のようにも見えましたが・・・。
この酔っ払いの木(パロ・ボラチョ)は、1月頃に開花して白、ピンク、赤と順を追って3月末
頃まで私たちを楽しませてくれるようです。それでなくてもカラフルなブエノスアイレスの街並みを、より明るく見せてくれるこの花を私は大好きです。
余談ですが、他にもアルゼンチンの国花セイボの木や、終わりかけたジャカランダの花が咲いていました。日本では見られない珍しい花々に出会うのも、旅の醍醐味の1つですね。(坂岸)
| 固定リンク
「テーマ:自然・遺跡・歴史」カテゴリの記事
- 太平洋を渡った縄文人(フィジー)(2012.12.21)
- 【共通テーマデー】~マダガスカルで新発見!米粒サイズのカメレオン~(2012.05.01)
- ブエノスアイレスの酔っ払い!?(2012.02.20)
- イグアスの滝のアドベンチャーボート解体新書(2011.11.22)
- 動物専用道路とメガネ橋(カナディアン・ロッキー)(2011.10.17)
「国01:アルゼンチン・チリ」カテゴリの記事
- パタゴニアのパンフレットが完成しました!(2012.06.20)
- 「アルゼンチンで見つけた地下鉄○○○線」 (2012.04.25)
- ブエノスアイレスからちょっとそこまで、日帰りウルグアイ(2012.02.29)
- ブエノスアイレスの酔っ払い!?(2012.02.20)
- あま~い風に吹かれて(パタゴニア) (2012.02.14)
コメント